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2016冬ロンドン旅行 帰国後のこと

2017年1月6日、成田空港に到着して、預け入れ手荷物を受け取りに。
私の方のスーツケースはすぐに出て来たんだけど、旦那サンの方はなかなか出て来ない。
そのとき、白い箱のようなものに、「こちらの方はアエロフロートの係員にお申し付けください」みたいなことが書かれていて、
以下カタカナで名前が書かれていた。
まさかね、と思いながら見ると、旦那サンの名前がある。
見間違いかと思って、もう一度それがまわってくるのを二人でじっと待っていたら、やはり、間違いなかった。

アエロフロートの係員がどこに居るのかさっぱり分からず(CAさんみたいな制服を着ている人は居ないし)、
空港スタッフ風の人を見付けたので、とりあえずその人に聞いてみたら、
その人がアエロフロートのカウンターを案内してくれた。(その人も係員だったのかもしれない。)
その間私はカートを取りに行っていて、最初のやりとりは知らず、旦那サンは何やら書類を書いていた。
何かスーツケースに問題があったんだろうか。
いかんせん重量超過だし、重さに耐えられず壊れちゃったとか!?
とよく聞いてみたら、荷物はなんと、まだモスクワにあるとのこと。

Oh! No!
これが噂のロストバゲッジか!

予定では二日後の8日に自宅まで配送してくれるけれど、
万が一そのスーツケースが空港に届いた時、破損していたりして空港での確認が困難だった場合のために、
実際のスーツケースがどんな形、色、ブランドだったかなどを結構細かく聞かれた。
そして場合によっては中身を開けて確認するかもしれないので、ということで、スーツケースの鍵の暗証番号も記入。
開けられたりするのか…なんか嫌だなあ。こちらに落ち度は無いのに。

その手続きが終わったら、旦那サンのスーツケースは「別送品」という扱いで、税関へ。
通常は「免税範囲を超える買い物などしていませんか?」などの口答の質問で、私たちはこれまで特に荷物を開けられたり、てことはなくて、すんなり通過できていたんだけど、
「別送品」の文字を見るやいなや、旦那サンのスーツケースの中身チェック。
(勿論その場に無いので、口答で質問は変わらずだけれど。)
いきなり「お酒は入っていますか?」など。
税関でいつも提出する携帯品申告書には当然、免税範囲を超えた持ち物は無いので何も記入していない。
けれど、いきなりその質問で「ビールを5本くらい」と答えたら瓶あたりの容量を確認され、その場で計算され、
携帯品申告書にもその旨書かれた。
「免税範囲内ですね」とは言われたものの、まるで申告書に記載してなくちゃいけなかった的な対応。
そして、「もしかして奥様のスーツケースにも入ってます?」と。
こちらも素直に白状すると、やはりメモ。
なんだろう、この感じ。別に悪いことはしてないんだけど、パトカーに停められて検問されてるみたいな。
(何も悪くなくても、検問はドキドキする小心者です…)
というか、この場で開けて見せて、と言われたら何が嫌って、その荷物テトリスを元に戻せるか心配だった。
しかしそちらは杞憂に終わり、無事解放された。

成田からバスに乗り、最寄り駅からタクシーに乗り、自宅に到着。
ここんとこ数回、成田に夜到着することが多かったので、昼間の明るい時間に帰るのは久しぶり!

リビングで、恒例の荷ほどき。
しかし、私のスーツケース、なんかスパイシーな香りが漂ってる。
気のせいかしら☆なんて何も考えずに開けたら、明らかに臭う。
カレーじゃないけど、限りなくカレーに近いような匂い…よく見たら、荷物の表面が芥子色の粉まみれになってる。

なんじゃこりゃー!
一瞬訳が分からなかったんだけど、タンドリーチキン用のスパイスの容器が割れていて、中身が半分以上吹き出していた。

すごい!何もかも臭い!

幸いだったのが、洋服。
ほとんどの洋服を衣類圧縮袋に入れておいたので、こちらは無事だった。
こぼれたのが液体じゃなかったのが何より。
マルドワインスパイスミックスの容器もうっすら割れてほんの少しこぼれていたけれど、
こちらはほとんど無事だった。

それにしても今回、過去に缶ビールをスーツケースに入れて破裂した人の話を聞いていたので、
食べ物関係は全てジップロックに入れる、という念の入れようだったのに、後で考えてみれば一番割れやすそうな容器のスパイス類だけ入れてなかった、なんて、まるで耳なし芳一のようだ。
空港の食品検査犬、よく吠えなかったよね。さぞかし臭かっただろうに。

そして二日後。
旦那サンのスーツケースが届いた。
その日フルに仕事&飲み会だった旦那サンと、時差ボケ…というか、お休みの日は完全に全てのスイッチがオフになる私。
届いたその場では何もせず(というか、元々私のスーツケースじゃないし!)翌日の月曜日(成人の日)にようやく荷ほどき。
…と思ったら、どうやらダイヤルロックのところが、一箇所開かないらしい。
ハンドルに近い方の一箇所は、無事だったんだけど、脚に近い方の一箇所、暗証番号を合わせると、ロック解除された気配はあるのに、どうにも開かない。
かろうじて、開いた一箇所から全ての荷物を出したらしいんだけど、これじゃ使えない。
開けるとしたら壊すしかなさそう。

翌日、ちらっとリサーチしてみたら、通常スーツケースが壊れた場合は、空港でその場で申し出るのが良いみたい。
会社の人の知り合いは、それですぐに対応してもらって(偶然にも私たちが今回利用した航空会社だったらしい)、新しいものを購入したそうだ。(新しいものをまるっと買えるくらいの金額を頂いたらしい。)
私は咄嗟に、旅行保険?と思ったんだけど、まずは航空会社、それで駄目なら保険会社、というのが通常らしい。

しかし、今回はその場で申し出ようにも、荷物自体届いていなかった。
そもそも、こんな事態を想定したことがなかったので、仮に空港でオンタイムで受け取れていたとしても、
私たちが気付くのはやはり帰宅してからだったかもしれない。
(空港でスーツケース開けたりしないし。普通、荷物を受け取ったら自宅まで直行してしまう。)

というわけで、今回の教訓。

1.お土産買いすぎに注意。特に瓶ビール!ちゃんと使える秤と、なんなら電池も用意しておくこと。そもそも電池の入れ替えが容易でないものは論外。
2.食品、割れやすいもの、壊れた時中身が飛び出すようなものは、くれぐれもジップロックに!
3.空港でスーツケースを受け取ったら、まず壊れていないか、変わった様子は無いか、確認すること

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おまけ 今回の戦利品☆

紅茶とか紅茶とかビールとかビールとかビールとかスパイスとかロンドン地下鉄モノポリーとかパズルとかマーマイトとか紅茶とかビールとか。
家族のもの65%、旦那サンのもの30%、私のもの5%、てところかしら☆

ちなみに、こちらはぜーんぶ旦那サンの戦利品。

良いわねえ。たくさん。

そして、我が家の愛する黒い子へのお土産。

Daylesfordで購入したおやつと、近所のTESCOで見付けたウ○コバッグ。なんかちょっと良い匂いがするの。
消臭剤だと思うけど、合わさって臭くならないことを祈る。

私の一番のお土産はこれ。最初の写真に写ってないけれど。

Walkersのcrisps(ポテトチップス)ソルト&ビネガー味!Love♥
こちらはいつも最後の空港で大量買いして、大事に大事に手荷物で持って帰る。

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