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2018秋ロンドン旅行最終日 帰国

4:30起床。
ミニキャブの予約はちょっと早いけど6時にしておいた。
直前に、ライセンスナンバーや車の種類、車のナンバーなどが書かれたメールが届いた。
お部屋のマニュアルに書かれていたとおりにゴミをまとめて、外のゴミ箱に捨てに行って、荷物を一つずつ、最後にスーツケースを必死に階段から下ろした。(汗だくになった…)
忘れ物がないかもう一度指差し確認をして、キッチンに鍵を置いて、お世話になった家を後にした。
外にはドライバーらしき人が既に待っていた。
車は、TOYOTAとメールには書かれていたけれど、実際にはKIAだった。
TOYOTAじゃないのね?TOYOTAって聞いたんだけど、と一応確認した。
iPhoneのナビにヒースロー空港ターミナル5を設定して、出発。
(ここで車のナビよりiPhoneアプリのwazeを使っていて興味深かった。車のナビも私に見えるように(だと思う)途中で地図画面に変えてくれた。)
口数の少ないドライバーさんで、乱暴な運転なわけではないんだけど、飛ばす飛ばす。
高速道路に入ってからは、ちょっとGが掛かってるんじゃ?てくらいだった。
ちょっとドキドキしながら、予想よりうんと早く空港に到着した。

まだ荷物の預かりも始まっていない時間だったので、先に免税の手続き。
今回は、昨日買った腕時計しかなかったので、戻ってくるお金も僅かだけど一応。
それから荷物の重さが不安だったので、計量したかったんだけど、秤が見付からない。
空港の人に聞いてみたら、荷物預けカウンターのベルトコンベアーみたいなの?に乗せるとモニターに重さ出るよ、と言われた。
え?勝手に良いの?
と戸惑ったんだけど、カウンターには誰も居ないし、良いらしい。

計ってみたら、27kgあった。
どおりで重いわけだ!
23kgまでなのに、4kgもオーバーしてる。

ひと気の少ないベンチまで戻って、スーツケースを開けて。
まずは重さのわかりやすい紅茶を、これで250g、これで1kg…と、どんどん出して。
それから感覚的に重そうな食器を、きっちりしっかりくるんでいたところから剥がして。
機内持込スーツケースとほぼ同じサイズのリュックに、テトリスのように詰めていった。
缶ビール4本だけで2kg減らせるんだけど、液体は機内に持ち込めないし。
重いものが上に来た方が良いんだっけ?と思いながらも、もはや小さなものが多すぎてどれが重いのかパッと判断できない。
リュックの容量的にも限界になって、適当なところで切り上げた。
以前のスーツケースなら、そこまで容量が大きくなかったので、よほど見た目の印象と重さに乖離が無ければ、いっぱいになるまで詰めてちょうど限界の重さだったのに、
新しいスーツケースは容量が大きいので、いっぱい詰め込めるけど、ぎっちぎちに詰め込むと重さが大変なことになる、というのがよくわかった。
実際、スーツケースの方はそんなにぎゅうぎゅうじゃなかった。
代わりに機内持込のリュックの重さが大変なことに。
キャスター付いてると良いけど、そうするとスーツケースと二つ引っ張るのはしんどい。
チェックインの人たちも増えてきたので、今度はカウンターでもたもたできない。
ベルトコンベアーに乗せた時モニターを見るのを忘れていたけれど(カウンターなのに無人なのは初だったので緊張していたのだ)、すんなりタグが印刷された。
それを取手に貼り付けた時に見えた「Heavy」の文字。
ああ、やはり重いのか。しかし追加料金取られなくて良かった。
隣の人のをちらっと盗み見したら、何か数字が書いてある。どうやらそこに重さが記載されていたようなのだ。
気付いた時には私の荷物は既にベルトコンベアーで運ばれて行ってしまっていたけれど、帰国して見たら「23kg」と書かれていた。
ということは、きっちり4kg分減らせたということだ。

出国はまあまあ混んでいたけれど、入国の時ほどではない。
パスポートもマシンでスキャンするだけだし、時間がかかるのは持込荷物の検査だけ。
すんなり保安検査後のエリアに出たものの、背中の荷物が重すぎて動く気がしない。
ただちょっとお茶もしたいし時間もたっぷりあるので、と、Wetherspoonというお店に入った。
メニューが可愛い!

周りを見渡すと、通路を挟んだ先にカウンターがあって、そこで注文しているようだ。
こういう時一人は困る。席を確保するには何か席に置いて行かなくちゃだし。
(この旅の最初の頃、Selfridgesのフードコートにハンカチを置いて席をキープしてたら、ハンカチを避けて座ろうとしていた人が居て慌てて止めに入った…)
テーブルにメニューが置いてあったので見るとそこに、どうやってオーダーするかが書かれていた。
そこには、カウンターでオーダーするか、アプリをダウンロードしてそこからでも、と。
ということは支払いもアプリ上でできる?
早速アプリを入れて、位置情報から現在のお店を選択。
誤差の範囲だけど、「今居る場所とお店の場所、ちょっとズレてるけど本当にこの店舗で間違いない?」というのはしつこく聞かれた。
そしてメニューを選んで、テーブル番号を入力。(テーブル番号は、テーブル表面にはっきり貼られていたので、鈍感な私でもすぐに認識できた。)
支払いはApple PayかPayPalで、ということで、Apple Payを選択。
(ところで、ミニキャブ予約の支払いもPayPalだったけど、PayPalってそんなに一般的なのね?英会話のレッスン料支払いくらいでしか使ったことなかった。しかも何年も前に。)
難なく支払いも完了してドキドキしていたら、程なく注文した紅茶がやってきた。

おお!
凄い時代になったものだ。
注文をお店のiPadで、とかはやったことあったけど、自分のiPhoneで注文して、支払いもそこで済ませる、というのは初体験だった。

しかし、紅茶に入れるミルクは、近くのカウンターにあるよ、となっていて、結局席を立つ羽目に。
ドリンクバーみたいになってて、一部の紅茶やコーヒー、ジュースはおかわりできるようになっていて、ミルクはポットに入ってそこに置かれていた。

この旅初めてのイングリッシュブレックファースト(小)。

大のほうは、トースト、トマト、マッシュルームなども付いていたんだけど。
ところで、このベイクドビーンズは私は苦手…。甘いのも豆もあまり得意じゃない。
こんななみなみと入っているなんて。

食事を終えてふらふら歩いていたら、ターミナルの表示が、「未定」から「未定だけど、C」という風に変わっていたので、Cの建物に早々に移動した。
ターミナル内は電車移動だった。到着時もそうだったけど。
Cの建物に移動した頃には場所も特定されていた。

行きの飛行機は満席で、24時間前チェックインの時既にそんなに良い席は余っていなかったので、
帰りは、お金を追加で払って早めに指定していた。
席の場所としては快適とは言い難いトイレ前の2人席。
他がほぼ3人ずつの席の中で唯一の2人席。
トイレにすぐ行けるのと、リクライニングに気を遣わなくて済むので。
その通路側を指定していた。
そしたらなんと、隣の窓側の席が空席だった!

チェックインの時、割と空いてるなーとは思っていたけど、これは嬉しい。
実際にはそこまで空いてはいなかったし。
ぱっと見、私の隣と、通路を挟んだ真ん中の3人席の真ん中が空いていただけのように見えた。
そろそろ全員乗ったかしら?て頃にすかさずCAさんに、「窓側の席に移動して良い?」と聞いたらOKだった。
おかげで帰りは2人分の席を独占できた。
足を伸ばして横になれるわけではないけれど、それでも隣が空いてるだけで、随分楽だった。
そして帰りのCAさんはとっても感じの良い人たちだった。(どうして日本人って、日本人に感じ悪いのかしら…。)

行きの飛行機はいつも、迫り来る夕暮れから逃げるようにひたすら太陽を追いかけていくのに、
帰りの飛行機は、太陽に追いつかれないように、夜へ夜へ向かっていく。
あの明るい場所にさっきまで居たのに、と淋しくなるくらい、空が綺麗だ。

日本の上空では、上に向かって急上昇していく飛行機と飛行機雲を見た。
あんな角度になることがあるのね?(旅客機じゃなかったのかしら…?)

比較的あっという間に羽田空港に到着。
私の旅も終わった。

ロンドンは、言うまでもなく大好きな場所だし、
きっと何度行っても、これでもう充分!当分行かなくても大丈夫!なんてことはない。
それでも、新しい生活が始まるこのタイミングで、行くことができたのは良かった。
理解して、協力して、快く送り出してくれた旦那サンに大感謝。

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●この日の気温 最高14度 最低5度(8日ロンドン) / 最高17度 最低14度(9日東京)

●本日の服装
ヒートテック
ZUCCAのVネックセーター(ネイビー)
ZUCCAのサルエル風ワイドパンツ(カーキ)
sunaokuwaharaのブリティッシュウールのショートコート(カーキ)
カシミヤのスヌード(チャコールグレー)
タイツ

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