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ロンドン26日目、学校18日目 買い物など

今朝は出掛ける直前まで雨が降っていた。
昨日より全然寒くないし、もしかしたらマフラーが要らないくらい。
日本は大寒波らしいというのに。

午前は、いつもの先生は本日は休暇らしく、
Elementary classの時のお気に入りの先生が担当してくれた!
金曜日の午後の先生とは別の先生で、
元々Elementaryの時の午前中の担当だった先生。
まさかこんな風に、最後の最後に二人のお気に入りの先生の授業がまた受けられるなんて思ってもいなかったので、本当に嬉しい。
内容は「比較」で、それはいつもの先生から既に与えられていたテーマだったらしく。
正直、比較級なんて、中学生の最初の頃のやつじゃん!と思ったけど、
not as 〜 as とかあまり使ったことがなかったから、何事も侮れないなあ、とつくづく感じる。
たとえば日本に居るとき、Skypeで同じような内容をやってもらおうとして、
「あなたのレベル、そこじゃないでしょ。簡単すぎでしょ。」と言われたことがあったけど、
私にとって、あえて今、少し負荷のかかる上のクラスに居るより、
じっくり基礎からやる、というのは本当に必要なことだと思った。
Skype英会話とかやってたおかげで、会話にはそれほど抵抗がないけれど、
やはり感覚で、とか、あまりにも適当すぎたり、おざなりだったりしたところはずーっとフタをして、なんとなくやっていたので。
これまでいかにきちんとした文章でなく、単語と単語を繋いだ程度の適当な文章で喋っていたんだなあ、ということがよくわかる一ヶ月だった。

実は、形容詞と副詞も、TOEICを受けるようになって避けて通れなくなってしぶしぶ覚えたけど、
体得していたわけではなかったんだ、ということが今日分かった。
自分の分かる言葉(=母国語)で、頭で理解する、ということも必要だけれど、
英語を勉強しているからこそ、英語で実感できる、ということを知った。

簡単な練習問題をやっていた時、少し早く終わって時間が余ったので、
その隙に、英語学習についてのアドバイスを頂いた。
先生Dからのアドバイスは、「会話をすることを続ける」ということだった。
ドラマを見たり、本を読んだり、CDを聴いて真似してみたり、テキストで勉強するのも良い…一人でもできることはたくさんある。
それをやると確かに、語彙や文法力はアップするだろう。
けれど、会話をせずに会話力を上げることは不可能なので、
とにかく英語話者(勿論日本人でもかまわない)を見付けて、英語で会話をするように、それを休まず続けるように、ということだった。

先生によって全然違ったアドバイスで興味深い。
しかしどれも有益だ。勇気出して聞いてみてよかった。
(実は初日に家に来てくれた日本人の子から、「帰国してからの学習法、学習継続法を聞いておくといいよ!」というアドバイスを貰っていたのだ!)

…安くない授業料を払って通っている学校なので、
本当はこういうことは自分の中に密かに大事に留めておきたい気もするけれど、
このブログは、恐らく他の誰よりも自分自身が何度も読み返すはずなので、
未来の自分のために、書いておく。
(そして、過去の自分の書いたものは意外と面白かったりする。そりゃそうだよね、同一人物が後で追体験するようなものだから。)

午後は、「あなたは几帳面な人か」ていうテーマと、
主に前置詞について。(二語以上のかたまりが前置詞になるやつを、群前置詞、というらしい。今知った。)
ものの場所とかを説明したり、そういうの。
それと「風水」についてのトークをリスニング。
英語では「feng shui」と言うらしい。中国語っぽい。
最初なんのことか分からなかったけれど、トークを聞いてすぐに分かった。
英国で認知されている(人気?)とは全く知らなかった。
こういう会話って、それ自体の意味が分からないとなんのこっちゃ、て感じよね。
でも各種試験でこういう長めの会話のリスニングってよくある。

そういえば以前、一人でハロッズでお茶した時、隣のカップルがろくにお茶も飲まずにずっと話し合いをしていて、
途中、女性が泣いたりしていて、でも男性のほうは穏やかで、
あれ?このカップル、喧嘩中?大丈夫?こんなカフェで??と思って、じっと聞き耳を立てていた。(悪趣味でスミマセン。)
そしたら、どうやら、カップルじゃなくて、上司と部下だったっぽい。
部下(女性)の方が部署異動になって、納得いかない!みたいな話をしてたっぽい。
(でも上司っぽい人が常時穏やかに淡々と説得したり説明したりしていて、すんなり和解したようだった。)
この環境自体が、毎日リスニングテストを受けているようなものだ。
まあ、そういう事態を想定して来たわけだけど、その気になれば何でも英語学習の種になる。
ものは考えようだ。

放課後、Lと二人でOxford Streetへ。
私はお土産とブルーレイを買いたかったのと、Lも買いたい物がある、と言っていたので。
Fが帰国した今、私が一人で出掛けるとLも一人で出掛けるか、出掛けず家に居ることがあるので、
あまり単独行動ばっかりなのも悪い気がして。
(しかしよほど好みの近い、趣味の合う人でないと一緒に出掛けるのって難しいよね…。)

餞別を頂いた人用のお土産を買いに、H.R.HIGGINSへ。
英国王室御用達の、珈琲のお店。
50種類もあってどれが良いか分からないので、ここはおとなしくお勧めを聞いて、
ミルクを入れるのが好み、とか伝えて、
二種類を購入した。
購入した瞬間から広がる珈琲の超良い香り!
Lと二人で時々嗅いではうっとりした。

それから、Lは相変わらず探しものがあって、Forever21に行きたいというので、
私はその間、反対側にあるHMVに行った。
(ところで、HMVがHis Master’s Voiceの頭文字だったとは知らなかった。ロンドンのHMVには、ばっちりその文字と「ビクター犬」ことニッパーちゃんの絵が描かれている。)
私が探していたのは、映画「about Time」のブルーレイ。
数日前同じ学校の人がDVDを持ってて、お昼休みに貸し借りしていたのだ。
私もちょうどロンドンに来る直前に日本で映画を見て、
早くDVD出ないかな〜と思っていたので、これは良い機会!と買うことにした。
image
日本で日本語字幕がついてるやつが出たら勿論買うと思うけど、
それまでは英語字幕で楽しめればいいなあ、と思う。

Lと合流したものの、Lが探しているものは見付かっていない様子。
可愛いスカーフと、クリスマスのだっさいセーターを探しているのだ。
*なぜか英国では、クリスマスにダサいセーターを着るのが流行っている、らしい。
 映画「ブリジット・ジョーンズの日記」でもColin Firthが作中、ダサいセーターを着ていた。
 しかしなぜみんながそれを欲しがるのか、残念ながら私にはいまいち理解できない。
引き続き、Lの買い物に付き合い、
このあと、ZARAとか、忘れたけど4〜5軒くらいのお店をはしごした。
女性の買い物に疲れてソファで眠ったりしている男性の気持ちが、嫌と言うほど理解できた。
自分の圏外のお店を見て回るのは疲れますネ…。

そんな私の気持ちを察してくれたのか、
「お茶でもする?」と。
二人で以前行ったPret A Mangerへ。
なぜだかむしょうに甘い物が食べたかったので(でも一口で良い)、
小さな板チョコを買った。
半分こしよう!、とチョコ大好きなLにも薦めたんだけど、
遠慮して小さなかけらしか取ってくれない。
「いいよ、私、ほんの一口で良いし、もう充分だし」と言ったら、
残りの半分を、じゃあこれを半分にして、と言う。
そしたら、L、一口食べた瞬間に下に落としてしまって。
その時の残念そうな顔と言ったら!
なので、私の分をあげるよ、と言ったんだけど、やっぱり遠慮するから、
結局さらに半分こしてあげた。
チョコ!!食べたい!でもAkiのだし、悪いし!…と葛藤している様子がなんとも可愛らしかった。
こういうほんの些細な時間を、後で思い出せるといいな、と思う。

今日の晩ご飯は、
スパニッシュオムレツ風?、サラダ(レタス、キュウリ、リンゴ)だった。
スパニッシュオムレツ風、今日の具はナスだった、と思う。他にももしかしてマッシュルームが入ってたかも?
(でもLは、マッシュルームが苦手、と言ってたし、もしかして違うかも。)
相変わらず美味しい。
このスパニッシュオムレツ風、帰国したら絶対定番メニューにすると思う。
本当に何を入れても美味しいんだもの。
自宅でちゃんと再現できると良いんだけど。

ホストマザー、かなり回復した様子だった。
放課後、出掛ける前に一旦、荷物を置きに帰宅したら、リビングの窓辺でクリスマスカードを書いていた。
クリスマスの準備が全然できなかったの、と残念そうだった。
でも、元気になることが一番だからね。と、旦那さまにも説得されたらしい。
私もそれに同意。
人のことを思いやりすぎるホストマザー、自分のことも大切にしてほしい。

2 Responses to ロンドン26日目、学校18日目 買い物など

  1. Mayu says:

    「クリスマスのだっさいセーターを探しているのだ。」で、思わず吹き出した!!小ちゃい「っ」に感情こもってる 笑 衝撃的よね〜とか言って、私来てたらどうしよー!

    • aki says:

      Mayu>
      ね!だって、だっさいよね!笑
      Lが着てたらそれでも多分可愛いんだけど☆
      Mayuも意外とハマるかもね〜!でも買うならすぐにでも買わないと!
      クリスマス終わっちゃう!

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