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2016ロンドン旅行7日目 公園、買い物、夜景

8時半頃起床。
7時に起きたのに二度寝してしまった。
シャワーを浴びて、出掛ける準備をしていたら、ホストマザーより電話。
旦那サンと一緒にディナーに誘われていた件、いつ来られるの?と。
私もちょうどその件で連絡しなくちゃと思っていたところだったのだ。
日曜日にお会いして以来、よくよく考えてみたら、既に会えそうな日が残ってなくて。
昨日はブライトンに行ってたし、今日の夜はお店を予約している。
そして明日の夜にはもう機内に居るのだ。
残念なことに、もう時間がなかった。
と伝えたら、8日もあったのにね、あれからもうそんなに時間が経っちゃったのね、と二人でしみじみした。

ホストマザーの二人目のお孫さん、無事に15日に生まれたようで、名前を教えてくれた。
「とってもbeautiful babyなのよ!」と。
日本人って、自分の身内のことを全然褒めないし(むしろ、愚息が愚妻が、なんて平気で言うし)、そういうのにすっかり慣れきっているけれど(だから同じことを日本人に言われたら残念ながらちょっと引くかもしれない…)、ホストマザーが本当に嬉しそうに話すので、私も聞いてて嬉しくなった。
そう言えばお土産をあげた時も、その場で勢い良く開けて(日本のおかきと、手毬の飴。いわゆる和風なやつ)、「なあにこれ?お米のお菓子?あなたが前にもくれたやつね?あれ大好きなの。ディナーのあとに食べるわね!」
って。
日本だと「つまらないものですが…」て感じだから、そういう反応されると慣れなくて照れちゃうけど、
外国の人のそういうところって好きだ。

またロンドンに来る時は必ず連絡するし、たとえしばらく来られなくても、手紙を書くからね、ていう約束をして電話を切った。
ネットがあって携帯電話もあって便利になったけれど、便箋を選んで切手を選んで、今度は毎日ポストを覗いて、というのも好きなので、両方選べる今の時代は良い。

電話が鳴った時、地下で電波が良くないので外に出て喋っていたら、
いつもの猫と目があった!
地上に居てびっくり。
よく見たら、上の階のベランダに、もう一匹の子も居た。
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オーナーさん家の子なのかしら?
呼び寄せてみたら、来てくれた。和むなあ。可愛いなあ。
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白い子は遠目に見てるだけだったけど。慎重なのかな。

洗濯したりして、今朝はゆっくり過ごして、11時半頃、ようやく行動開始。
ちなみに、洗濯機は別室にある。
メインハウスの階段下で、写真左に見えるのが、洗濯機。
手前にあるのが乾燥機で、洗濯が終わったらこちらに移して乾燥。
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洗濯機は日本のものよりもメニューが凄く多くて(例えばTシャツ、コットン素材のもの、30度以下で洗うもの、タオル…みたいな感じで、凄く細かく分かれてた。)、最初の頃、30度以下で、みたいなのを選んだら二時間くらい掛かった…。
しかし、洗濯機乾燥機があるのは凄く便利!この部屋にはアイロンやアイロン台もあった。

明日が雨の予報なので、予定を入れ替えて、本日はHampstead Heath(別名:犬天国)へ。
公園(というか丘?)のふもとにあるレストラン、The Freemasons Armsでブランチ。
旦那サンはハンバーガーを、私はピザを注文。
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そして飲み物に、私はノンアルコールのモヒートを。旦那サンは念願のPIMM’Sを。
PIMM’Sとは、イギリスの夏の飲み物で、フルーツやキュウリを入れて、レモネード(炭酸)で割って飲むカクテルらしい。
実は私、それをジュースなんだと思い込んでいて、去年、ひとりロンドンマラソンの帰りの旦那サンにあげて(酒屋で売ってたの、コーラとかと並んで缶で。)、へろへろにしたのだ。
(飲んでみて、しっかりアルコールだったので、びっくりした…。大人の飲み物といえばお酒ですね、普通は…。)
しかしそれ以来PIMM’Sは旦那サンのお気に入りで、我が家にも常備してある。
ただ、缶のものを飲んだ以来だったので、ちゃんとお店で飲んでみたいね、と言っていたのだ。
(ちなみに自宅では、レモンスカッシュで割って飲んでいる。)
お店の雰囲気も凄く良くて、PIMM’Sの夏らしい感じがぴったり。
キュウリは入っていなかったけど、イチゴやミントが添えられていて、美味しかった!(一口頂いた。)

食後には、先日食べ損ねたSticky Toffyを頂くことに。
私はSticky Toffyそのものではないかもしれないけれど、似たようなもの?を以前食べたことがあったんだけど、
旦那サンは初めてで興味津々だったので、二人でシェアすることに。
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添えてあった冷たいバニラアイスと、温かくてしっとりずっしりしたSticky Toffy、合う!
甘いけれど、温かいトフィーソースが美味しかった。

お腹も満足したところで、いよいよHampstead Heathへ。
平日なだけあって、人もまばらで(ていうかそもそも広すぎて、たとえ大勢居ても気付いていないだけかも)ちょっと心配になるくらい。
Parliament Hillからはロンドンの街が一望できて、面白い。
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前に来た時(2013年だったか。)は、途中から雨が降ってきて、ここには辿り着けなかったんだよなあ。
芝生の上に寝転がって読書をしている人や、お喋りしている人、ピクニックをしている家族も居て、みんなゆったり過ごしていた。
誰も紫外線なんか気にせず、ロンドンの短い夏を楽しんでる感じがした。
旅も3日を過ぎれば、毎日毎日歩き回るのはさすがに疲れる。
そういう中で、こういうゆったりした時間も必要だ。

上がってきた方とは反対の方へゆっくり降りて、バスでKentish Town駅へ。
そこからはNorthern LineでAngelへ。Camden Passageというマーケットに行ってみたかったのだ。
(以前Camden Townには行ったことがあるんだけど、そことは全く別の場所!)
ところが、なんと途中のEustonで電車が止まってしまった。
よくよく聞いてみるとpassenger incidentとか言ってる。事故か何か?
あと二駅なんだけど、電車は当分動きそうにない。
仕方ないので下車して、急遽行き先を変更。(特に理由は無いんだけど、なんとなく気分で。)
London Bridgeまで移動して、OXO Towerへ。
「ここ、SHERLOCK1-3で死体が上がったところだよ」と教えてあげたら旦那サン大喜び。
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(死体が上がった場所なんだけどね…。)
ただこの時は満潮に近い感じで、死体は水の中でしょうね…。

OXO Towerの中に気になるお店があったので、そこへ。
UKのアーティスト作品を扱っているというSnowden Floodというお店。
大好きなBattersea Power Plantが切り絵のように描かれた食器を発見。
美しい〜。
色は青や青緑が多くて、この色合いが旦那サン的にはNG。(面倒臭い…凄く綺麗な色なのに。)
そこで、同じデザインの絵を発見。
絵はBattersea発電所のシルエットなんだけど、暖色で紅葉のような模様。素敵!
じっと眺めていたら店員さんがやってきて、「この建物、知ってる?」と。
「勿論!だって大好きなんだもの!」と答えたら、
「UKの人はみんな知ってる超有名な建物だけど、UKやヨーロッパ以外の人が知ってるなんて意外ねー」と。
彼女もこの建物が大好きで、だけど最近のリノベーションにたいそうがっかりしているそうな。
元々は発電所だけど、形はそのまま残したまま、マンションと商業施設?に変わることになり、今その工事の真っ最中。
撤去されていた煙突の一本も、完全に生まれ変わっていた。

でも日本なんて、凄く素敵な古い建物でも全く違う形に建て替えちゃったりするから、それよりは良いと思うんだけど。
いやいや、ロンドンだって同じような感じよ?
日本から来たの?日本には数年前に一度行ったことあるけれど、良いところよねー。また行きたいの。
なんてそんな会話をしばらく楽しんだ。
ああ、旅の醍醐味。英語を勉強していて良かった!と感じる瞬間だ。

Battersea発電所の絵と、額もセットで買えるみたいだったので、一緒に購入。
店員さん、確かこの辺にあったはずなんだけど…と額を探していたので、
別の絵が入っていた額を「これのこと?」と指さしたら「Brilliant!」と。
Brilliant!って本当に言うんだ〜!SHERLOCKみたい!と密かに感動した。

ここの食器、イギリスの陶器の街Stoke-on-Trentで焼いているそうだ。
Stoke-on-Trent、WedgwoodやRoyal Doulton、Emma Bridgewaterなどの窯元やアウトレットショップが並ぶ街。
いつか行ってみたいんだよなあ。
実は今回も、行きたい場所の候補のうちの一つだったんだけど、また次回以降に☆

OXO Towerを出て、Waterloo & City LineでBankまで。
この線、なんと、Waterloo駅とBank駅間でしか走っていなくて、Cityで働く人たちのために運行しているらしく、平日の遅い時間や日曜日は運行していないらしい。
不思議!

Royal Exchangeへ。
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ここでのお目当ては、Paul Smith Sale Shop。
メンズのSale ShopはOxford Circusエリアにもあるんだけど、レディスのはここだけ。
一ヶ月留学中、素敵なジーンズを見付けたことがある。Sale Shopなので、サイズとデザインの組み合わせが一致するとは限らないけれど、うまく行くと、良いものが凄くお得に買える。
私も探しているものがあったので、ここでは旦那サンとは別行動して(同じ店内だけど)、真剣に品定め。
この旅行中、ウールの入ったストール(できればウール&シルク)を探していて、第一候補はVivienne Westwoodだったんだけど、これといったものは見付からなくて。
他のPaul Smithでも見ていたんだけど、やはり無くて。
ここに来て、ついに出会ってしまった。
残念ながらシルク混ではなかったんだけど、ウール100%で、でも分厚くなくて夏でも使えそうなもの。
ベージュの生地に、大きなドット柄。値段的にも充分アリ!
ということで即決。
旦那サンの方も素敵なシャツを見付けた模様。

本当はRoyal Exchangeのカフェが大好きなんだけど、
旦那サンは、(この旅行に限らず、基本的に)お茶するんだったらもうちょっと我慢してがっつり晩ご飯、ていう感じなので、今回もスルー(悲)。女子旅だったら、絶対もうちょっとお茶する時間あるんだけどなあ。
Paul A Youngでチョコレートを買って、バスで移動。

晩ご飯の場所は、The Old Bank of England
名前のとおり、旧英国銀行の建物で、現在は英国の有名なビール会社FULLER’Sが運営しているパブ。

ところで道中、バスがルートから逸れている気がして慌てて下車したら、
なんと工事中か何かで、止まらない停留所がいくつも!
さすがのCitymapperもそこまでは対応していなかった様子。バスは迂回路を走っていたらしい。

閑話休題。
旧英国銀行の建物、入口からして凄く素敵。古くて趣がある。
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中に入ると、想像以上に賑やかで混んでた!
しかし凄く素敵な建物。パブだなんて信じられないくらい。
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大きな吹き抜けになっていて、上から見下ろすのも良いかも、と階段を上がって二階に行ってみたんだけど、
二階もすでにぎっしり。
仕方なく下に降りて、かろうじて空いてる席を見付けた。
明らかに通路沿いで落ち着かなそうだけど、とりあえず確保。
フィッシュケーキと生ハムをつまみながら、いつものようにビールとレモネードで乾杯した。
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フィッシュケーキ、と言ってもケーキではなく、イギリスの伝統料理で、魚のコロッケのこと。
アツアツで美味しかった!
本当はソーセージとか食べたかったんだけど、その辺りのお肉メニューがことごとく今日は無いらしかった。悲しい。
しかしすっごくにぎやか!
金曜の夜でもないのに、と思っていたら、なにやら「Friday Eve」なる言葉があるらしい。
そうか、それでみんな、こんなに弾けてるんだねえ。
追加でチップス(フライドポテトのこと)と旦那サンの黒ビールを注文したら、ちょうど奥のソファー席が空いたので、そちらに移動。
ちなみにパブなので、カウンターで注文して、その場でその都度支払うスタイル。
料理は、最初に注文した時は、テーブルの場所を伝えたんだけど、
追加の注文をした時は、立て札を貰って、席にこれを置いておいて、と。
お昼をしっかり食べすぎたせいであまり食べられなかったんだけど、
料理は色んな種類のメニューがあったので、
次回来る時はもっとしっかり食べてみたい!

お店を出て、再びバスで移動。
以前行ったSky Garden(※)でどうしても夜景が見たくて。
でも平日は夜6時までだし、週末もせいぜい9時まで。今の時期だと9時はまだ全然真っ暗じゃない。
そしてなぜか、夜の時間帯の予約ができなくて。
そんな時の裏技が、Sky Gardenのバーを予約すること。
上にはバーやレストランが四軒あって、特にコースの予約とかじゃなくても、とにかく予約さえすれば、Sky Gardenの営業時間外でも入場が可能。
というわけで、今回は、Sky Pod Barを予約しておいたのだ。
予約時のメールに書かれていたとおり、手荷物検査(※)で並んでいる人たちを横目に一直線に受付へ。
ありったけの手荷物をくまなく検査されて、直通のエレベーターで35階へ。
入口で、予約時のメール(予約番号が書かれている)を見せると、可愛らしい女性がすぐに席に案内してくれた。
クラブか!?てくらいの大音量の音楽に圧倒されながら歩いていると、可愛らしい女性は「ここは初めて?」などと話し掛けてくれた。
「以前、お昼に来たことがあるんだけど、夜の時間に来てみたくて。」と答えると、
「全然雰囲気が違うでしょ?楽しんでね!」と。
場所は以前、お昼に来たところと完全に同じフロアで、そこにあったカフェがまんまバーになってる。
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けれど、照明も音楽も、完全に夜の雰囲気。本当にクラブみたい。
バンドは、90年代とかの有名なヒット曲をカバーしていたので、踊ってる人たちも居て、たいそう盛り上がっていた。
昼間、晴れていれば外に出られるんだけど、夜は完全に閉まっているみたいで、
窓側の真ん中には生演奏のステージが、その両脇はそれぞれ団体の貸切っぽくなってて、
私たちが座った席の近くの方は、同窓会の二次会とか、そんな感じの団体の人たちが居た。
そこの空間だけ、ビュッフェっぽくなってたし。
という感じで、窓際の席じゃなかったのが残念。

メニューを見た限り、値段は割と良心的な感じで、
旦那サンは例によってビール、私はサイダー(りんごのお酒)を頂いた。
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注文して、飲み物がやってきて、しばらく寛いでいたらあっという間にお会計もされて。
(座席は一応二時間制なんだけど、カウンターで支払うパブと同じ感じなんだと思う。)
お腹もいっぱいだったし、夜景もじっくり見たかったので、追加の注文はせずにそのまま席を立った。

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室内の照明が反射して綺麗に撮れなかったけれど、
ロンドンの夜景はやっぱり綺麗!
今度はバスツアーとかも良いかも。(真夏でも夜の二階建て屋根無しバスは結構寒い、と聞いて多少ひるんでるんだけど。)

夜遅くなってしまったので(と言っても23時前)怖かったらタクシーに乗る?と言ってたんだけど、
雰囲気的に東京とそんなに変わらない感じがしたので、
普通に電車で帰ることに。
(タクシーだと距離も結構あるしね。)
最寄り駅Pimlicoからも、バスに乗れば、徒歩5分くらいで到着。
バスもかなり遅くまで走ってるみたいだし、感覚的には普段日本で暮らしているのとあまり変わらない感じだった。

※Sky Garden:完全予約制の展望台。無料だけれど、空港並みのセキュリティチェックがある。

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本日の服装

五分袖ワンピース
長袖シャツ
スニーカー

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