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2016ロンドン旅行8日目 最終日

8時前頃起床。
初日に蕾だったグラジオラスが満開になった!
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こういう心遣い、嬉しい。

今日は朝から雨。というか、滞在中初めての雨。
三年前の9月の最初に旅行した時なんて、一週間の滞在中ずーっと雨だったのに。
と考えると、今回、今日まで一度も降っていないのが奇跡。
そして、雨なのに、今朝もにゃんこがやって来た。
雨だからもう来ないと思ってたのに。嬉しいなあ。でも淋しいなあ。今日でお別れ。
どうやら上の人たちが出掛けたら、下に遊びに来てた様子。
直前まで上ではバタバタちびっ子たちが走り回っていたのに、急に静かになった。
そしたら猫がやって来た、というわけ。

一昨日の夜、オーナーさんの奥様からメッセージが来た。
最終日のチェックアウト時間は、本当は10時の予定だったんだけど、
12時でも良いよ。という連絡と。
その日、オーナーご夫妻共仕事で居ないので、直接さよならが言えなくてごめんね。
鍵はメインハウス(オーナーさん宅)のポストに入れておいてね。
というお知らせだった。

ちょうどその頃、こちらはこちらで、考えていたことがあった。
今日の飛行機の出発時間が夕方(というか夜)なので、
オーナーさんに荷物を預かってもらえないだろうか、とダメ元で連絡してみたのだ。
ダメ元で、というのは、もし、私たちのチェックアウト後に次の予約が入っていたら、
その数時間の間にお掃除したりしなくちゃならない。
(オーナーさんがやられるのか、業者が入るのか、そこのところは不明だけど。)
そうすると、部屋に置いていく、というのは無理で、オーナーさんも不在となると、受け取りもできない。
なので、最悪、パディントン駅に手荷物預かり所(有料※)に預けることを想定しておいた。

しかしオーナーさんの奥様からのお返事は意外にもOKだった。
ただし、朝9時には出掛けてしまい、戻るのは午後〜夕方で何時かは不明とのこと。旦那様の方は終日不在。
なので、チェックアウトの際、荷物は部屋に残して、鍵はオーナーさん宅のポストに投げ入れておいてね、とのことだった。
荷物を再び取りに来る時は、直接メインハウスのドアをノックしてね、と。
我々の荷物、非常に重いので大変恐縮したんだけど、全然気にしないで〜ていう返信でとても安心した。

そんなこんなで、朝9時を過ぎて、にゃんこがいそいそやって来たので、色々繋がった。
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にゃんこはやはりオーナーさん家の子に違いない。と。

しかしいずれにしてもタイムリミットは12時。
それまでに荷造りを完了させねば。
ということで、二人して必死で黙々とパッキング。(主に旦那サンのビールなど。)
いつもは最終日前日の夜に済ませておくんだけど、今回は飛行機が遅いのと、昨夜の帰りが遅かったので、当日になってしまった。
チェックアウトが遅くて本当に助かった。

今回もまた、テトリスのスキルを充分に発揮して、なんとか荷造り完了。
ゴミを一箇所にまとめて、全てのものを元あった場所に戻して、クローゼットに入っていたブラシ?的なもので、軽く床を掃いて、11時半過ぎ、部屋を出た。
言われたとおり、鍵はオーナーさん宅のポストへ。

今にも降ってきそうな曇天(というか若干小雨)の中、Speedy’sへ。
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言わずと知れたSHERLOCKの、221B Baker Streetになった場所。
本当はBaker Streetじゃなくて、North Gower Streetだけど。
ブランチというか、ランチに、旦那サンはMixed Grill Breakfastを、
私はSpeedy’s Breakfast。(ランチでもBreakfastは食べられます!)
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これで一人£5とか、凄くリーズナブル!(円換算すると、レートによってはそれなりな金額だけど。)
店内は、観光客っぽい人も居たけれど、ほとんどは近所の人とか地元の人、という雰囲気だった。

バスでOxford Circusまで移動して、Cath Kidstonへ。
雨が降ったりやんだり、予想がつかないので(ただし今日は終日こんな感じっぽい)、
ここで折りたたみ傘を買おうかと。
そう、英国旅行しようというのに、あろうことか折りたたみ傘を日本に忘れて来たのだ!
本当、ここまで使う機会が無かったのが奇跡。
今愛用している折りたたみ傘が、確か2013年のロンドン旅行の時にキャスで購入した、
ロンドンの衛兵がプリントされているもので凄く気に入ってるので、
そんな感じの、お気に入りが見付かればいいなあ、と思って。
でもなんとなく、これっていうのが見付からなかった。
新しいデザインで、ロンドンの風景のがあって、凄く可愛かったんだけど、今の衛兵プリントに並ぶほどではなく、
円高といっても£30…と考えるとなんだか冷静になってしまって、結局購入には至らず。
三段のケーキスタンドも候補の一つだったんだけど、今朝のパッキングの苦労を思い出すと、大きさ的にも重さ的にもちょっとね…ということで、こちらもスルー。

お隣のFortnum & Masonへ。
ここではPicnic Hamper(=ピクニックセットみたいなの。カゴにお皿とか入ってるやつ)の下見。
お皿からマグカップ、カトラリーまでセットになってるやつは、結構高い…。
で、カゴだけ、というのもあったんだけど、それだと、セットになってるやつはお皿やマグなどを固定できるベルトがついてるんだけど、そのベルトとかが全然なくて、本当にただの箱。
いずれにしても今回はもう荷物もいっぱいだし、重いし、高いし。
本当は他のデパートとかも行って、どんなのがあるのか見てみたかったんだけど、今回はそういう時間が全く無かったので、次回以降に持ち越し。

外に出たら雨がジャージャー降ってた。
やはり傘を買うべきだったか。
旦那サンの傘に入れてもらいながら移動。
Ham Yard Hotelのカフェに行ってみたかったんだけど、入っても店員さんは全然気付いてくれないし、
(そもそもどこが入口なのか分からなかった…)
なんとも入りにくい雰囲気だったので、断念して、再びバスで移動。
観光名所で、待ち合わせスポットとしても有名なエロス像のまわりもさすがに人がまばら。
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Trafalgar Squareの近くの、St.Martin-in-the-FieldsのCafe in the Cryptへ。
ここは前にお友達が教えてくれたカフェで、以前母とも一緒に行ったカフェ。
教会の地下にあって、Crypt=納骨堂というだけあって、床には墓石がずらーっと。
煉瓦が積み上げられたアーチ状の天井も雰囲気たっぷりで良い感じ。
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そしてとってもリーズナブルなのが良い!
前に来た時には気付かなかったけれど、紅茶のティーバッグはDruryのだった!
せっかくまったりしようと入ったものの、時間を見るともうすぐ16時。
17時までに荷物を取りに戻らないといけないので、あまりゆっくりできない。

カフェを出たらびっくりするくらいのどしゃ降りで、気温も低い。
小走りでCharing Cross駅まで移動。
旦那サンがどうしてもスーパーに行きたい、とおっしゃるので、
駅構内のMarks & Spencerへ。
凄く小さなお店で、旦那サンのお目当てのもの(チューブ入りのマーマイト!)は見付からず。
代わりに私は、職場の人へのお土産が見付かってちょうど良かった。

Pimlicoまで戻ったら雨は止んでた。ラッキー。
急ぎ足でオーナーさん宅に向かったら、ぴったり17時だった。
メインハウスのドアをノックしたら、奥様がすぐに出てこられた。
滞在前からずーっとメールでやりとりして、ずっと会えずじまいだった彼女に、最終日にしてようやく会えた。
想像していたとおりの凄く感じの良い女性だった。(歳はもしかして私と同じくらいかも。)
そしてその時、彼女の足下ににゃんこが!
あのにゃんこ、やっぱりここの家の子だったのかー!
まさか最後にこんな形で会えるなんて。本当最後まで和むなあ。
素敵な部屋への滞在と荷物のお礼を言って、また会いましょう!と言って別れた。

重い荷物を引きずって、どうやってPaddington駅まで行こうかを散々考えた結果、バスで向かうことに。
電車の方が渋滞も無いぶん安心ではあるんだけれど、
今回の場所からPaddington駅まではどうしても乗り換え無しでは行けないし、
乗り換え駅はエスカレータもエレベータも無く、階段しか無い。
バスも一本では行けないんだけど、階段をスーツケース抱えて上るよりはバスの乗り降りの方が随分楽なのだ。
幸いに酷い渋滞も無く、すんなりPaddington駅に到着。
Heathrow Expressに乗り込むと音も無く静かに発進した。
ああ、ロンドンが離れていく…。悲しい。

空港で、スーツケースの重さを量ろうと思っていたら、
重量計のある場所で、恐らく重量オーバーしてると思われる人たちがスーツケースを広げて、
荷物の出し入れ整理をしていて、全然近付けない…。困った。
よそでやってくれよ、と思いながらも、彼ら、全然動く気配無しなので、
そこはもう諦めて、多少ドキドキしながら荷物預け入れカウンターに並んだ。
カウンターに旦那サンのスーツケースを載せたら、2kgオーバーしてた…。(彼のスーツケース、22kgだった。キャセイパシフィック航空のエコノミークラスの重量は20kgまで。)
怒られるのか!?とドキドキしてたら、あっけなくスルー。
私の方は18kgでセーフ。
結果的に二人合わせるとセーフなんだけど。そんな感じで良いのかしら。
あまり細かくチェックしてる様子ではなかったけど。
(大きさとか重さとか、ちょっとオーバーして怒られた、とかって話をネットで見たりしてたので、ドキドキしてたんだけど。厳しさは航空会社と国によるのかしら。)

免税店で各所へのお土産と、私の大事なWalkersのSalt & Vinegar小袋を6つ購入。(以前は6袋セットのファミリーパックみたいなのがあったんだけど…。)
本当は恒例の最後の食事(いつもパブで英国料理を食べる。旦那サンは最後のエールで締め。)とか、最後の買い物(Harrodsにいる超特大のクマを撫でたり。Paul SmithやCath Kidstonに寄ったり。)とかしたかったんだけど、思いのほか時間がなかったので、そのまま搭乗口へ。
今回は本当にバタバタと時間が無かった印象。
慣れのせいで、全体的に時間の余裕が少なめだったのかもしれない。
大きめのスーパーで買い物したかった、とか、デパートにも行きたかった、とか、そういえばHyde Parkにもゆっくり行きたかったのに、とか、
相変わらず毎回「やっぱり足りなかった!」の思いを残しつつ、後ろ髪を引かれつつ、飛行機に乗り込んだ。
20:10発キャセイパシフィック航空CX256便で、いざ香港へ。

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本日の服装

七分袖カットソー
ワイドパンツ
コットン薄手の長袖カーディガン
ブーツ

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