2016冬ロンドン旅行6日目 V&A博物館へ
11時前に起床。
今日は雨。しとしと、ずっと降ってる。
9時と10時頃、ホストマザーから電話があったみたいなんだけど、起きられなかったので、
起きてすぐ、かけ直した。
ホストマザー、既に自宅に戻っているみたいだった。
(クリスマスから新年2日まで、息子さんのお家に居る、と聞いていたんだけど。)
電話を掛けたのが私だと分かると早々に、「電話代掛かっちゃうから、こちらから掛け直す!」と言って切られてしまった。
そういうところ、本当にお母さんみたいでほっこりする。
ホストマザーのお家には3日の夕方に伺うことにしていたので、
改めてその時間の確認など。
英国の伝統的な家庭料理を作ってくれるとのこと。楽しみ!
昼くらいからようやくぼちぼち起き出して、朝食の準備。
いつものように、ベーコンとソーセージを炒めて、紅茶を淹れて、トースト。
身支度を整えてようやく外に出たのは15時過ぎ。
せっかく日曜日だし教会に行ってみる?とか、
ホストマザー曰く、1月1日はKew Gardensの入場料が無料だしお薦めらしいよ、とか、
Columbia Road Flower Marketに行ってみる?とか(さすがに休みだった)、
いろいろ日曜日にしかできないことの候補はあったんだけど、
雨だし、時間も時間だし、V&A Museumへ。
博物館自体も凄く素敵で私は大好きなんだけど、
旦那サンは美術館博物館系は一切興味なしなので、せめてミュージアムカフェでお茶できると良いかなー、と思って。
びっくりするくらい雨が降ってて、あっという間に折りたたみ傘がぐっしょり濡れた。
美術館内は少し暑いくらいだった。
そしてここでも、入口では厳重なセキュリティチェックが。
元々無料だし、以前に来た時はそんなの無くて、どこからでも出入りできる雰囲気だったので、改めて本当にこの国の警戒レベルが高いのを痛感した。
閉館は17:30。
到着した時16時半くらいだったので、少しくらい展示も見られるかも?と、
一番お気に入りのガラス展示フロアを目指すも、見付からない。
最初に辿り着いたのは、以前来た時なかなか見付からなかった、ウィリアムモリスも展示してあるテキスタイルのフロア。
これは難関の予感…。(だってウィリアムモリスを見付けるの、凄く苦労した記憶…。)
リフトに乗る前は、ガラスは確かに4階、と記載されていたのに、フロアマップを見ると、ガラスの文字が見付からない。
どゆこと!?
とりあえず、手当たり次第に片っ端から見ていっていたら、途中、彫刻フロアで大きな犬の彫刻を見付けて、二人して釘付けに。
ニューファンドランド犬。彫刻でできているとは思えない。
特に目を見ると、キラキラ本物の目のようで、美しい。
そして、なぜか前脚でがっしり蛇を踏んでいて、でも本人(犬)は全く気にしていない様子。
それがまた、なんとも犬っぽいしぐさで笑ってしまう。
再びガラスフロアを探し回って、もうすぐここ端じゃない?てところで、係の人を見付けて、勇気を出して訪ねてみたら…
その方、手元の地図を見せてくださり、大変残念そうに教えてくださった。今来たところをまるっと戻った反対側の、別の建物だと…。
ここまで来たらどうしても見たい気がする。
急ぎ足で戻って、教えてもらったとおりに吹き抜けの階段を抜けて別の建物に移動したら、あった。
見付かったー!
展示品とは思えない、骨董市のようにぎっしり飾られたガラスのフロア。
ミニチュアのガラス…可愛い。
誰かに依頼されて作られたものなのかしら…説明が無いからわからないけれど。
陶器も見たかったんだけど、陶器フロアはあいにく閉められていた。
それどころか、既に17時。
ほとんど見られず、急いでカフェに移動。
ここのカフェ、いくつかの部屋があるんだけど、ちょうど「モリスルーム(ウィリアムモリスがデザインした部屋)」が空いていたので、そこへ。
この時間は食事はさすがに無かったけれど、お昼だとパイやサンドイッチとかもあって、
各コーナーで欲しいものを注文して受け取って、最後にまとめてお会計をするシステム。
ホワイトチョコレート&ラズベリーのマフィンと紅茶を注文。
以前はブルーベリーのマフィンを頂いたんだけど、ちょうど良い甘さで美味しい。
…と、ほっこりしていたら17:15頃、「あと15分で閉館しまーす。」の声が。
そうだ、この国は、17:30に閉館、といったら、17:30には館内真っ暗、全ての客も職員も帰ってる、ていう状態なわけだ。
17:30から帰りの準備を始めるわけではない。
というわけで、急いで食べて飲んで支度してカフェを出た。
お隣の部屋「ギャンブルルーム(ギャンブルさんという人がデザインしたらしい)」は、太陽のような照明とシンプルなクリスマスツリーが美しかった。
この後、スーパーマーケットSainsbury’sに行こう、とバスで移動するも、
既に閉店していた…。
結構な雨だったのに。
変なところで降りてしまい、結局スーパーに行くのは諦めよう、と、少し歩いてEarl’s Courtの駅まで歩いた。
2015年夏の滞在時、旦那サンが超気に入っていた酒屋さんがEarl’s Court駅の近くにあったのを思い出し寄ってみたら、
なんと1日はお休みだった。昨日と明日は開いてるのに。
まあ、さすがに1月1日だものね。
日本だとほぼほぼ何もかも閉まってる日。こちらは美術館とか開いてるし、調子が狂ってしまう。
帰宅して晩ご飯にパスタを作った。
細いスパゲティは表示時間より1分少なめに茹でた。
というか、表示時間が「8〜10分」みたいに幅を持たせてあるのが大変興味深い。(私が茹でたのは7分。)
ニンニクを刻んで、玉ねぎとベーコンを炒めて、トマト缶を加えて煮詰めて、アマトリチャーナ風。
最後に粉状のパルメザンチーズをたっぷり。(粉状でパックになってるものを買った。)
これが、自画自賛ながら、びっくりするくらい美味しくできた。
炒めた玉ねぎの甘みがあまり出ていなくて、私好みな味。(食べ物の「甘み」が苦手な私…)
ベーコンも日本のいかにも加工食品な感じじゃなく、豚肉の食感と味がしっかりしてて。
スパゲティは、少なめ茹で時間でもモチッとしてて。
同じ材料で日本で作っても、絶対こんな味にならないよなあ。不思議。
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この日の気温 最高9度 最低4度
本日の服装
インナー(ヒートテック1枚)
ワンピース
アンゴラ混セーター
210デニールタイツ
フェイクレザーのレインブーツ
暖かかったので、インナーとタイツを一枚ずつ減らしてみた。
充分大丈夫な感じだった。