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2016冬ロンドン旅行 スーツケース破損のその後

前回の記事のとおり、ロストバゲッジで遅れて届いたうえに、破損していた旦那サンのスーツケース。
修理しても微妙な結果は目に見えてるし(それよりもあんな大きなものを送ったりするのが大変!)、
まあ確かに結構くたびれてはいるし、このまま泣き寝入りの雰囲気だった我が家。
会社の人に教えてもらったアドバイスを元に、ダメ元で航空会社に電話してみた。
(営業時間は平日9:00〜16:30だったよ…。)

1月11日 仕事の合間に航空会社に電話。
手元に航空チケットとかあれこれ控えていたんだけど、
何日のどこからどこの便か、と名前のみを伝えただけですぐに分かってもらえた。
ANAやJALみたいに一日何百便も無い国際線とは言え、それだけの情報で探せることにびっくり。
まずは、どこで破損に気付いたか、ということ。
空港で気付いたのか、自宅に帰ってから気付いたのか。

これに関しては、ロストバゲッジだったので、そもそも空港で手荷物を受け取れていない。
なので、その旨を説明した。

ロストバゲッジについて謝られたうえで、スーツケースの破損状態の確認。
電話なので、なかなか説明が難しい。
蓋二箇所の内、一箇所は無事だったので、かろうじてそこから中の荷物は取り出せたことを説明。

結局、破損箇所が分かるような写真をメールで送ってほしい、ということで、
電話でのやりとりは終了。
とても丁寧で、好意的な対応でほっとした。
写真を送るメールアドレスは、ロストバゲッジの時に受け取った書類の控えにも記載されているとのことだった。
(もちろん電話でも教えてもらったけれど。)

その日の夜、スーツケースの全体と壊れている部分の写真を撮って、教えてもらったメールアドレスに送付。


片方だけ開けて無理矢理中身を出したので、歪んでます…。

翌日午後、早速担当者から返信あり。
それによると、二つの提案があった。
1.航空会社にて代替品を用意。ただし、破損したスーツケースと同じものの取り扱いが無いため、代わりの新しいスーツケースで対応。
2.自身で修理または新品購入。後日、航空会社の補償上限1万円までを振り込み。

上限1万円かあ。会社の人に聞いてたものとは随分違うけれど、
なにせ空港で破損が確認できたわけじゃないので、証拠として弱い。
自分で自宅で壊した、と疑われても仕方ないわけで。
しかしそもそもロストバゲッジなんて、完全にこちらに落ち度は無いのにー!

と思う一方、泣き寝入りしようと考えていたことからすれば、1万円も頂けるなら充分。

しかし、1万円では新しいものは到底買えない。
試しに、代替品について、どんなものが用意されているのか、ある程度の選択肢が用意されていて、こちらで選ぶことができるものなのかについて訪ねてみた。
するとすぐに、代替品候補のカタログのPDFを送ってくださった。
販売価格2〜3万円台のものが4種類載っていて、サイズも色もまあまあ選べる感じ。
ワタシ的には、特別これでないと!!というものは無いにしろ、現金1万円の代わりの選択肢なら充分かも!と思ったんだけど、旦那サンはじっくり見てもピンと来ない様子で、
そもそもこのタイプのスーツケースって、大体いくらくらいなの?
相場を知りたい。とおっしゃる。
私は私で、スーツケース破損が判明した時からamazonで、評価の高いもの、デザインの良さそうなものなどを調べていたところだったので、それを紹介して。
その結果、やっぱり、代替品ではなく、ここは気に入ったものを新規購入したい、ということに。

本当は二人とも、今のスーツケースがとっても気に入っていて。
私のも旦那サンのも、豚革のトランク型のもの。ちょっとクラシックなデザインで、雑貨屋さんとかに置いてあるような。
新婚旅行の時に同じデザインのを買ったのが最初。
その時は、旦那サンのは、ベーシックな茶色のもの。私は、濃いピンクのもの。
今使っているのは二代目で、旦那サンは黒地に赤ステッチのもの。私は茶色のもの。
これで旅をすると、旅先のホテルなどで現地の人に「素敵なスーツケースだね!」と声をかけてもらえることもあったり、
やっぱり見た目からして気に入ってる持ち物で旅をするのって、旅の楽しさがより一層高まる、というか。
(実は今回、同じものを買おうとしたら、既に廃盤で同じデザインのものはもう無かった。)

しかし、今回色々調べてみると、最近のスーツケースって、凄く軽い。
今回破損の(&私の)スーツケースは、容量約55リットルで約4.7kg。
最近のはほぼ同じ重さで容量が80リットルとか、これまでの倍近いものも。
毎回帰国の前の日、荷造りテトリスをやっていることを考えると、容量が倍なのはかなり魅力的。
少なくとも、衣類を毎回圧縮したりしなくても良いかもしれない。
旦那サンは頑なにこれまでのと同じシリーズのにこだわっていたけれど、
その事実を知って、考えを改めたようだった。

というわけで、いくつか候補をしぼりこんで、最終的にこちらに決めた。


SUNCO 軽量スーツケース スーパーライトMG EX 92L 4.2kgというもので、色はエンボスボルドー。
(この時ちょうど、15%オフキャンペーンをやっていた!)
今までのよりも軽い4.2kgなのに、容量は今までの倍近い92リットル!

届いた現品を見た感想は、デカい!軽い!に尽きる。
見た目の可愛さはこれまでのには劣るけれど、これからもガシガシ旅することを考えると、
頑丈、軽い、大容量、ていうのは外せない。
(そう、これまでの豚革のは、どうしてもだんだん汚れてくるし、空港で乱暴に扱われてベルトがちぎれそうになってたことが実はこれまで何度もあった。)

Amazonで購入したので、領収書をプリントして、
担当者のメールに書かれていた住所に送付。

1月26日、担当者より今回の破損に関する「手荷物事故報告書」的な書類が郵送で送られてきた。
そこには、利用した飛行機の便名や行き先、図示されたスーツケースに破損箇所が書かれていて、航空会社の本社(ロシア)に送られるっぽい。
一部の書類に直筆で署名して、返送。(切手が貼られた返信用封筒が同封されていた。)

そして、2月3日、旦那サンの口座に航空会社より1万円が振り込まれていた。
これにて一件落着。

ちなみに…。
最後に署名をして返送するところ以外、全て私がやりましたよ。
振込先、私の口座にすれば良かった…。
割に合わない感がハンパない。

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