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2017-2018ロンドン旅行10日目 Postal Museumへ

7時半頃起床。
朝から結構な雨が降っている。
この旅でこの光景を何度見たことか。
夜遅くから翌朝までの雨。

ベーコンやソーセージなどが切れたので、
トーストとヨーグルト、ミルクティーで朝ご飯。

旦那サンがどうしてもPaddington駅でクマのパディントングッズを買いたいとおっしゃるので、Paddington駅へ。
途中、可愛い小型犬に出会い撫でさせてもらっていたら、犬の名前は「Hachi」だと言う。

飼い主の若い彼、日本語も上手で、なんと日本に住んでいるらしい。今は一時帰国と旅行でここに居るそうだ。
長距離列車の発着があるPaddington駅に居るということは、ここから遠出されるのだろう。
犬と一緒に旅ができるって羨ましい。

いつものようにPaddington像と写真撮影。

このPaddington像、一時はよく移動していたけれど(設置場所が)、
映画公開後は、映画の中と同じ、最初にパディントンがブラウン一家と出会った場所に居る。
そしてパディントングッズのお店もまた、来る度に違う場所にあって戸惑う。
でも無くなってなくて良かった。
昨年亡くなった原作者のマイケル・ボンドさんの写真がガラスケースの中にあって、胸が熱くなる。
映画の第一作目には出演されていたボンドさん、二作目の公開前に亡くなられたのが大変悔やまれる。
でもパディントンがこんなに愛されて、嬉しかっただろうなあ。
ガラスケースの中には、シュタイフ製のパディントンもいた。

いくらなんだろう…欲しいけど、きっと高いんだろうなあ。結構大きかったし。

旦那サンのお買い物に付き合っていたら、次の予定までの時間がギリギリに。
Mail Railの予約時間は12:15。
Postal Museumまでの移動時間を考えると、移動中ずっと全力疾走でギリギリ間に合うか、というところ。
ただし、駅からはあまり近くなさそうだし、あまり単純な場所でもなさそう。
とりあえず地下鉄に乗って最寄りのKing’s Cross St Pancras駅へ。
そこから私の提案で、タクシーに乗ることに。
初めてのこと、慣れないことに渋る旦那サンもさすがにこれにはすんなりOK。
あの憧れのロンドンタクシーに乗ることは、旦那サンは未経験だし(私は経験済みだけど☆)、ちょうど良いかと思って。
タクシー乗り場には、乗車待ちの列が少しできていたけれど、タクシーも何台も連なっていたので、それほど待たずにすぐに乗れた。
乗る前に、窓から行き先を伝えて、OKなら後ろのドアを開けて乗り込む。
タクシーの車内、意外と広いのだ。

二つ前のタクシーには大型犬も乗っていたりして、ここでも犬に優しいロンドンを見た。
渋滞にもはまらず、すんなり目的地へ。
ああ、間に合った。良かった。
支払いは、チップを少し上乗せして現金で。

Postal MuseumMail Railのアトラクションがある建物は別になっていて、Postal Museumの受付で場所を聞いて移動。
Mail Railは、まさに郵便局の建物の一部、という感じの場所にあって、入ると既に12:15の回の列ができていた。
先頭に乗りたい旦那サンには痛恨のミス。
iPhoneに保存してあるE-ticketを見せて、貴重品だけ持って、大きな荷物は全て乗り場にある棚に置いて、いざ乗車。

Mail Railは、英国の郵便局が昔、郵便の輸送に使っていた地下鉄で、
2003年の廃止後、それをそのままアトラクションにしたもので、去年オープンしたばかり。
元々郵便を運んでいた小さな電車なので、写真で見ていた以上に小さく、大人二人が並んで座るとぎゅうぎゅうだった。


凄く小さな電車だけど、家族連れの場合は、座席を後ろ向きにして向かい合わせに座ったりできる工夫もされていた。
(とは言え、シートごとぐるっと180度回転する、とかではなく、背もたれを逆側に倒すだけ、という簡単な作りではあるけれど。)
いかにも地下、という匂いがする(この感じ、わかる?)ひんやりとしたトンネルを走るMail Railは、
ただぐるっと走るアトラクションではなく、英国の郵便やMail Railの歴史が途中の壁に投影されたり、

それでいて遊園地のようなワクワク感もあって、大人も子供もしっかり楽しめると思う。
Mail Railを降りてからは、Mail Railの仕組みがわかる展示(なんと空気圧と電気で動いているらしい。)や、
郵便を正しい地域に仕分ける簡単なゲームがあったり。

建物を出てPostal Museumへ。
Mail Railのチケット代にこちらも含まれていたので、それを見せて入館。
こちらは英国の郵便局の歴史。
子供もたくさんいて、特に気送管(カプセルに手紙を入れて、空気圧で管を通って手紙を届ける仕組み)のところは大人気だった。


他にも、戦争中にやりとりされた手紙や、昔の切手、ポストなどいろんな展示があったんだけど、
事実上最終日の今日、予定が既にぎっちぎちだったので、そちらはさらっと見て退館。

近くのバス停からShoreditch方面へ。
ここ数日何度も見ては諦めたインド料理店Dishoomへ。
アナザースカイ(TV)で生田斗真くんが訪れていたCovent Garden店はいつ行っても長蛇の列だったのに対し、
駄目元で入ってみたらすぐに席を案内してくれた。
店内、ほとんど満席だったけど、特に誰も待っていなかったのは、場所柄?
とにかく念願のカレー!
…と言っても、カレーはなんとたったの2種類しかなかった。

一つはベジタリアン向けのカレーだったので、Chicken Rubyというチキンのカレーと、ガーリックナンとチーズナン、チキンティッカ(タンドリーチキンみたいなの)を注文。

ああ、念願のカレー!
美味しかった。とっても。
最初にロンドンに来た時に、カレーがおすすめだと聞いていたのに(15年前…。)ずっと食べる機会が無くて。
ようやく食べられた。
きっと、もっとリーズナブルで地元の人に愛されているお店もあるに違いない。
次回に備えてカレー屋さんも探しておきたい。

少し歩いて、いつも行くお店、CHARLENE MULLENへ。

ここはいつも、デザイナーさんご本人がお店にいらして(オフィス兼なんだと思う)少し緊張する。
いつか彼女の刺繍のグッズが欲しい。クッションカバーとか。
と思いつつ、マグカップを購入。
4種類のデザインで1セットで売られていたものなんだけど、以前来た時は1客ずつでも売られていて。
その内の2種類は以前購入済み。
今回、残りの2種類もどうしても欲しくなって見てみたんだけど、見付からない。
思いきってスタッフの方に、ばら売りしていないのか聞いてみたら、セット販売のみとのこと。
4種類の内、2つは既に持っていて、残りの2つが欲しかったの…と話したら、
そういうことなら、と、分けてくださった!
なんて親切なんだ!
これで4種類コンプリート。嬉しい。
デザイナーさんもスタッフの女性も、デスクで使っていらした。

更に歩いてLuna&Curiousも覗いてみたんだけど、こちらはまだ冬休み中のようだ。
前回の時も冬休み中で…ここはしばらく来れていない。残念。

チェックしていた雑貨屋さんがあったんだけど、いまいち好みの感じではなく。
Covent Gardenへ移動。
Covent Gardenはまだまだクリスマスの雰囲気。
この季節、この雰囲気が味わえるのが最高に嬉しい。

近くまで行っていたのになぜか寄っていなかった、紅茶のお店Druryへ。

ここのEnglish Breakfastが私は一番好きで(元々紅茶の卸問屋で、店頭で箱詰めされているそう。なのでとってもリーズナブル!)、旅の終盤にいつも寄って、自宅用やお土産用に大量に購入する。
お店のおじさま、必ず日本語でご挨拶してくださる。以前、日本にもお店があったっぽい。
それから少し歩いて、HolbornのThe Hoxtonホテルの1階にあるカフェHubbard & Bellへ。
たくさん歩いて疲れて喉が渇いていたので、お茶でもしようかと。
しかし既に夕方で、以前来た時のカフェの雰囲気とは全然違って、すっかり夜のパブの雰囲気だった。
立ち飲みの人たちも何人も居たけれど、とりあえず落ち着けるソファ席を見付けたのでそこへ。
旦那サンは最後のビールを堪能。私は最後のレモネードを。

明日帰国なのに、ここに来てミニキャブを予約していなかったことを思い出し、急遽検索。
というか、一ヶ月以上前にどのサイトで予約して、とか、実際に見積を取っていたりして、数日前からもiPhoneもリマインダーで「ミニキャブ予約」と設定していたのに、自分が思っているより早く時が過ぎてしまったようだ。
当初予約しようとしていたサイトから予約したら、数分後に「既に予約がいっぱいで受付できませんでした」というメールが返ってきた。
最終的にminicabitというアプリを入れてそこで予約完了。
翌朝の飛行機の時間がとっても早くて、お迎えの時間は深夜2:30に決定。
ああ、危うく最終の地下鉄とバスを乗り継いで、更に空港で何時間も過ごすことになるところだった。
年末年始の旅行は、いつもに増して準備の時間が無い感じがする。
わーっと慌てて仕事を終わらせて、慌てて色んな準備をして、家を飛び出している感覚。
というか、年々、準備に掛ける時間が減っている気がする。
旅先での過ごし方も、現地に着いてようやく決定したり。

家に帰ったらホストの彼もキッチンにいた。
明日のフライトの時間を聞かれたので、早朝で、実は深夜にはここを出なくちゃなの。と説明すると、
彼は、私たちがここを出たあとの次の予約が入っていないので、チェックアウトはゆっくりで大丈夫だよ、と提案するつもりだったらしい。
超便利で超快適なこのお家の暮らしともいよいよお別れ。
ホストの彼とはあまり長い時間話す機会が無かったけれど、とっても感じ良い人で良かった。
初めて(というかちょっとした誤解で)シェアタイプのお部屋を借りたんだけど、特に過ごしにくいこともなく、逆に何かあった時に頼れる安心感もあって良かった。
キッチンのものなどを片付けていると、「いつも綺麗にしてくれてありがとう。自分が使ったお皿まで洗ってもらってごめんね。(意訳)」とホストの彼が言ってくれた。
時々、彼が使ったグラスやお皿などがシンクに置かれていて(でも二つ並んだ小さなシンクの、メインじゃない方に必ず置かれていた。)、皿洗いは嫌いじゃないし、ついでにやったまでだ。
人様のキッチンをお借りしている、というのも勿論あるけど、
元々綺麗なキッチンだったから、何より私自身が綺麗に使いたかったのだ。

さて、荷造り。
前回、旦那サンがロストバゲッジで更にスーツケースが壊れてしまったのをきっかけに、二人ともスーツケースを新調したのだ。
元々私は新調するつもりはなかったんだけど、容量と軽さを重視して旦那サンのスーツケースを選んだら、最近のスーツケースの軽さに驚いて。
なので、これまでより容量は大幅にアップしている。
しかし、毎回、パッキングはテトリスのようで。
あと一番の課題は重さ。
前回大幅に重量オーバーして追加料金支払っているので、携帯用のデジタルスケールで慎重に何度も計測。
しかしこれがなかなか大変で。
相変わらず旦那サンは持ち帰りたい瓶ビールが大量なので、二人で手分けをして免税範囲ギリギリまで詰めた。(ていうか私はビール飲まないのに…。)
これまでに比べたら、容量的には随分余裕があるように感じたけれど、重さの問題は解決せず。
結局、購入したもののいくつかは苦渋の選択で置いて帰ることに。(マーマレードとか、ヌテラとか、マーマイトとか…って全部旦那サンのだし。学習してくれたまえよ!)

旦那サンは仮眠を取っていたけれど、なにせ出発は2:30。
私は起きられないのが心配で、ブログの下書きをしたり、電子書籍読んだりして、なんとか耐えた。

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●この日の気温 最高12度 最低5度

●本日の服装
ヒートテックインナー
白い丸襟ブラウス
ヤクのニットカーディガン
120デニールのタイツ
フェイクレザーのブーツ

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