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ロンドン16日目(後) ジェフリー美術館へ

教会から戻ってきたらお昼を過ぎてた。
天気もすっかり良くなってたし、当初の予定どおりお出かけすることに。
Lはクラスメイトと中華街でランチする、と言ってたので、私はどうしようかなー、と思ってたら、ホストマザーがサンドイッチを作ってくれると言う!
(朝食と夕食分しか支払っていないので、お休みの日のランチは自分で何か用意しなくてはならないのだ。)
え?!いいの?と聞いたら、教会に一緒に来てくれたから、だって。
ありがたくいただくことにした。
トースト(内側にはケチャップが塗られていた)に目玉焼きが挟んであって、美味しかった。

それから初めてオーバーグラウンドに乗ってロンドン東部へ。
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市内に向かうのと逆のバスに乗るとオーバーグラウンドの駅があって、そこから間も無くハムステッドヒース(=我々夫婦は犬天国と呼んでいる)の駅が!
だからなのか、電車内の犬率が高かった!

一度乗り換えをして、Hoxtonへ。
行きたかったのは、Geffrye Musuem。
以前から行きたいと思っていた場所の一つ。
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ロンドンの中流家庭の家(主にインテリア)の様子が年代ごとに展示されていて、インテリア好きにはたまらない!
季節ごとに展示が変わるのか、今の時期はクリスマスの頃のインテリアだった。(主にリビングルーム)
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↑中流家庭のおうちにチェロがあるのか…と考えると、中流、といっても貴族じゃない、ていう程度じゃないかと。

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↑どの時代(と言ってもある程度後期だけど)のお部屋にもクリスマスツリーが飾ってあって、可愛い。

お家のパースも見てるだけで楽しい。こういうのずっと見てられる。
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予想していたよりも人が多くて、というのと、あまり早く家を出なかったので、文字をゆっくり見ている時間がない。
(というか、それには凄くたくさんの時間と集中力を要するので、さらっとしか見なかった。)
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↑あえてメインストリームに抵抗する流れがあった、的なことが書いてあって、妙にオリエンタルな雰囲気の時代があったり。
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↑美術館の内部に飾ってあった枝に、実のように赤いガラスがついてるのが素敵だった。
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真ん中に気持ちよさそうなカフェとミュージアムショップがあって、そこから先は1960年とか以降の、最近のインテリアだった。
Trip advisorとかのコメントを読むと、軒並み近代のインテリアが不評で、
なんで?モダンも良いよ?
と思っていたのだけれど、
確かにこれまでの、こってりクラシックなやつを見た後では若干物足りない感じ。
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自分だけの一軒が持てるなら、古い時代のヨーロッパのインテリアのお家も欲しい。
…まあ、なんとも現実味のない、夢のまた夢の話だけれども。

蔦がぎっしりの壁がいい感じ。
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今日はさらにDesign museumに行きたいので、早々に退散した。

しかし、バスに乗って空を見上げるとめちゃめちゃいい天気。
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このまま凄く良い色の空が見られそうなので、
急遽予定を変更して、Tower Bridgeへ。
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先程までの雲は流れてしまって、実に綺麗なグラデーションの空。
もう少し暗くなるまで居たら、橋自体もライトアップされて綺麗なんだろうなあ。

と思ったんだけど、今度はこのグラデーションの中のBig Benが見たくなって、再びいそいそとTubeで3駅移動。
想像していたとおり、凄く美しい!
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できるだけ綺麗に撮れるポイントを探しながら、対岸の水族館のほうへ移動。
その頃にはすっかり暗くなって、切り絵のようなBig Benを見ることができた。
本当に美しくて、大好きな街。
日本時間は深夜なので、誰とも分かち合えないのが残念すぎる。
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London eyeの前を通過して(乗ってみたらまた綺麗な夜景が見られたんだろうなあ、と思いつつ)、バスに乗って帰宅。

始発からほぼ終点までの移動なので、音楽を聴きながら。
Elementaryの頃の先生がよく流してたクラシックアルバム、
日本のAmazonにはなくて(凄く良く似たジャケットの良く似たタイトルのアルバムはあったのだけれど、収録曲が全然違った。)、
ロンドンのHMV(店頭)でも見つからなくて、
Amazon UKでも現在取扱いがなくて途方に暮れてたら、
iTunes Storeで見付けたので、購入した。
「The Best Classical Album in the World…Ever!」というアルバム。
ロンドンの夜景とクラシック、めちゃはまる!
渋滞も気にならない。むしろ、ゆっくり走ってくれてありがとう!という気持ちに。

今日の晩ご飯は、
ハンバーガー、大きなナスを厚く切ってオリーブオイルで炒めたもの、チップス(フライドポテト)、サラダ(トマト、レタス、リンゴ、玉ねぎ)だった。
ハンバーガーは、薄いパンがこんがり焼いてあって、中はハンバーグだけ。
でも100%ビーフ!て感じで美味しかった。
久しぶりに出来たてのお料理を食べられて嬉しかった。
Lは今夜もいなくて、ちょうど先週、Lの到着を待っていた時を思い出した。
ああ、私の留学生活もちょうど半分終わった。

4 Responses to ロンドン16日目(後) ジェフリー美術館へ

  1. 葉菜 says:

    残りもう半分なのか。さみしい。
    (たぶんこのブログを見ている人みんなそう思っているに違いない)

    このビッグベン、きれい〜。
    夕暮れの風景がどれも美しいね。

    ホストマザーの料理はシンプルなのに美味しそうなんだよね。
    (実際美味しいしね!)
    トーストにケチャップと目玉焼きとスパニッシュオムレツは
    早速作りたい!と思っちゃった。
    (きのう何食べた?でも、何巻だったか、シロさんがお花見に行く時の
    お弁当用にスパニッシュオムレツ作っててさ、
    やりたいなぁと前々から思っていたところだったから、拍車がかかった!)

    • aki says:

      葉菜さん>
      半分なんです。寂しいです。帰りたくないです。
      お天気が極端なようで、今日はどんよりね、て日があまりないような。
      どんよりしてる日はもれなく雨も降ってるし。
      なので晴れてる日の夕暮れはいつもうっとりします。

      スパニッシュオムレツ?と聞いたら「違うよ」とLにもホストマザーにも否定されたのですが。
      スパニッシュオムレツは、ジャガイモが入ってて…と。
      でもそれ風に他の具を色々入れちゃうの、美味しいですよね。
      特に昨日のやつは、美味しいソーセージが手に入ったらぜひ再現してみたいです。
      きのう何食べた?が最近追いつけてなくて。帰ったら読まなくちゃ!
      あれ読んでると作りたいものいっぱいありますよね〜。

  2. Mayu says:

    Hi, Aki! 今頃は空の上かぁ。。。ブログを教えてもらってありがとう! 早速、London記辺りから、Akiはこんな気持ちだったんだなぁ〜とか、こんな経験をしたんだ!とか、なるほど勉強になる!などなど感じながら、読ませてもらってる 笑
    昨日見せてくれた写真、この日の想い出の写真だったのね☆ 本当に素敵な瞬間が切り取られてる! そして、このLondon Bridgeの写真が切り絵みたいだねってランチの時の話題に出た、昔、NHKでやってた子供向けの切り絵の朗読劇、気になって検索しました。 切り絵作家は、滝平二郎さんで、作品は斎藤隆介さんの「モチモチの木」とかが印象に残ってる作品。 何と無く、お知らせ 笑

    • aki says:

      Mayu>
      コメントめちゃくちゃ嬉しい!!ありがとう!
      なんか学校で一緒に過ごす時間はあまりなかったから、
      あまりゆっくりおしゃべりもできなかったし、
      英語では細かく伝えられないし、だから読んでもらえて嬉しい。
      勉強になった??どの辺だろ?笑

      切り絵、まさにイメージした人と同じだったー!
      わざわざ検索して教えてくれてありがとう!!

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