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ロンドン19日目、学校13日目 消化不良

朝からめっちゃ良い天気。でも寒い。

午前は、前回の休暇はどこに行った?いつ?どんな風に過ごした?ていうインタビューと、
それを第三者に伝える練習。主に現在完了形。
あとは、昨日の午後やった形容詞(先生は違うんだけど、偶然なの?)を表情とか動きで表現してみよう、ていうもの。
interested と interestingを言い分ける練習とか。
実は時々分からなくなる、というか、なんとなくの雰囲気でこれまで使ってた。

午後は、新聞に乗ってる「売ります」広告に対して問い合わせる(質問を作る)練習。
私は、質問文を作るのが大変苦手らしいということがよく分かった。あれ、なんか根本的に、ダメ…?
で、先生は案の定、昨日の宿題をチェックしなかったので、帰りにチェックしてもらった。
やっぱり冠詞の間違いが多い。aとtheが上手く使えなかったり抜けてたり。
前置詞も同様。inとonを間違えてたり。
でも前回よりましになった気がする。

放課後は恒例、木曜日の美術鑑賞の予備講座。
明日も前回同様、現代アートを観に行くらしい。
面白そう!

そのあとLが、私が一昨日行ったRoyal Exchangeと、Tower Bridgeに行きたい、と言うので、一緒に行くことに。クラスメイトFも合流。Fは今週末に一旦イタリアに帰って、次に戻ってくるのは1月らしいので、私がFと会うのは今週で最後となる。(FもLもクリスマス前に母国に戻って、冬休み明けにまたロンドンに戻って来る。)
なので、なるべく一緒に居よう、と思って。

しかし!ここで問題が発生した。
Royal Exchangeに行く時、Waterloo駅でWaterloo & City線に乗り換えようとしたら、一度改札を出なければならなかった。(通常、駅なかで繋がってるので、乗換の場合でも改札を出る必要はない。そして私は大体いつも、バス+地下鉄など色々乗り継ぎながら行くので、Waterloo駅の事情は全く知らなかった。)
二人ともOyster Card(SuicaとかPasmoみたいなやつ)は持っているけれど、月定額とか週定額のとかを買っておらず、その都度トップアップ(チャージ)しているという。
Oyster Cardを使って電車に乗ると、一度で2.80ポンド。但し一日に8.40ポンドを超えるとそれ以上は加算されない。
バスは一律一回1.45ポンド。(…で合ってるのかなあ?実はよく知らないんだよなあ。)
しかし、二人とも、地下鉄は高いから、往復で一度ずつでしか使いたくない、と言う。
上限あるんだから、何度乗っても同じだよ?と私は言ったんだけど、
二人とも「上限まで使うなんてとんでもない!!絶対イヤ!」の一点張りで、
結局それ以上進めなくなった。

私は、旅行に来る時も3日以上なら必ず1週間の定額券を買うし、
今回も迷わず、というか真っ先に1ヶ月分を購入した。
地下鉄が高いのは周知の事実だし、当たり前だけど定額券を買った方が絶対安い。
(一日一往復しかしない。と言うなら話は別だけど。)
私は行きたいところがたくさんあるので、一日に何本もバスに乗るし、電車も何度も乗り換える。
その都度、残高がいくらあるか、とか、そういう余計な心配は一切したくないのだ。
どこにでも行けるチケットがあるなら、たとえ割高でも絶対そっちを選ぶ。

しかし彼女らは違うのだ。
「一ヶ月か、せめて一週間の定額券買ったほうが良くない?」と薦めてみたけれど、1月に戻ってきたらそうする、という答えだった。
*ちなみに一週間なら31.40ポンド。一ヶ月なら120.60ポンド。いずれもZone1-2に限る。

結局、Waterloo駅からロンドン・アイ(観覧車)まで歩いて、さらにビッグベンを見てWestminster駅から地下鉄で戻ることに。
何しに行ったんだか…。
Waterlooからならバスで一本で戻れたんだけど(しかも家に一番近いところまで)、そうすると今度はFのステイ先の夕食に間に合わない恐れがあるらしく…。
みんなホームステイだから、それぞれのお家の事情があって、なかなかいつでも自由に、というわけにはいかない。

しかし、みんなで一緒に見たビッグベンは美しかった。
image
私はいつもバスしか使ったことがなかったんだけど、
地下鉄の駅から家まで歩いて約15分、
ロンドンでもかなり裕福な人たちが住んでるこのエリア(世界的有名な某ミュージシャンも住んでいるらしい。)
三人で、どこかのお家の夕食の匂いを嗅いで、
「超良い匂い!行って食べさせて貰おう!」とか、
いつもいつも赤信号でも平気で渡ろうとするLに、「No!Stop!」とか私たちが声を掛けるので、
Lって犬みたいだよねー、とか、
馬鹿なことを言いながら歩いて帰る道はなかなか楽しかった。
年齢差とか忘れる瞬間だった。(私がコドモっぽい、というのもある。)

寒い!凍える!と言いながら家に帰ったら、
ホストマザーがすぐに私たちに暖かい紅茶を用意してくれて、
なんとも言えない幸せな気持ちだった。

今日の晩ご飯は、
スパゲティ(今日のはナポリタンっぽかった。ナスが入ってた。)、目玉焼き二枚、と、私が持って行った粉末のお味噌汁。
Lが味噌汁を飲んだことがない、というので。

ホストマザー、昨日、鼻をずるずるさせていて、鼻声だったので、「風邪引いたの?」と聞いたんだけど、
本人は否定していた。
しかし今朝起きたらやはり、風邪の引き始めだと気付いたらしい。
今日は終日、家でゆっくりして、どこにも行かなかった、と言っていた。
酷くならないと良いけど。

ホストマザーは(というか、料理を作る人なら誰でもだと思うけど)、
自分が作ったものが残るのが嫌だと言っていて、
それは単純に、残り物を何日も食べたくない、ということもあるし、
美味しいと言って全部食べてもらえるのが理想だ、とも。
Lは私の半分も食べないので、ここ何日も、私は結構な量を食べている。
勿論、美味しいので食べられる、というのもあるけれど。
しかし、今日は食べすぎた。二人前くらい食べた気がする。苦しい。
帰国したら絶対太っていると思う!

そして、作るのは大好き、作った本人はほとんど食べません、というホストマザー、
義母に良く似ている。
義母も、いっぱい食べてね!足りないといけないからたくさん作ったよ!と言って、
高校生男子に食べさせるのか!?というくらい盛りつけてくれて、
自分は、仏様にあげるの?てくらいの量しか食べない。
いつも、ええー!?ってなるけど、ちょっと面白くて好きだ。

今夜はこのあと、クラスメイトたちとパブに行く予定。

2 Responses to ロンドン19日目、学校13日目 消化不良

  1. aruedo says:

    akiさん、こんにちは。

    昨日のチョコレートの件や、今日の街歩きの交通手段や食事の取り方なんかも、
    皆、それぞれの考えや、バックグランドや、事情もあるのだろうから、
    どこに居ても人付き合って大変だなって、感じてしまいますよね。(^.^)

    残りのロンドン生活、akiさんも風邪を引かないよう、満喫してくださいね。

    • aki says:

      aruedoさん>
      ありがとうございます!
      そうなんです、どこに居ても人と関わる限り、
      人付き合いは切り離せないし、
      いろんな人が居るなあ、と痛感します。国籍性別に関係なく。

      でもそういうこともこれからの人生を豊かにさせることの一部だな、と考えると、なかなか感慨深いです。

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