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ロンドン21日目、学校15日目 トラブル続き

雨上がり。思ったほど寒くない。
昨日の現代アートがよほど衝撃的だったのか、
今朝方なんとも気持ち悪い夢を見た。

週末、先週日本から来たお友達に会いにBristolに行くことに決めたんだけど、
予約したバスのチケットを印刷しなくてはならない。
ホストマザーは勿論プリンターなど持っていないし、
学校で印刷させてもらえないかを確認する為、
いつもより少し早く家を出た。

しかし。事務局の方が見付からない。
偉い人も居ない。
代わりにいつもは見ないけれど、どうやら学校関係者っぽい白髪の女性が居た。
しばらく待っても誰も来ないので、聞いてみたら、
地下鉄のトラブルでほとんどの先生が遅れる、とのこと。
なんて日だ!
事情を話して、プリンタを使わせてもらえないか聞いたのだけど、
彼女では分からないから、先生が来るのを待って聞いてみて、と言われた。

仕方ないので教室に行って、授業が始まるのを待つことに。
上級クラスの先生(=旧Elementary Classの先生で、お気に入りの先生の一人)がやってきて、
プリントを渡してくれて、しばらくそれをやることに。
さすがに全然レベルの違うクラスを合同でやるわけにはいかない。
やむを得ない。

で、20分くらい遅れてようやく午前の先生がやってきた。
しかし、午後の女性の先生の彼氏が事故に遭ってしまい、
今、彼女は病院に居る、とのこと。
まったくもって、なんて日だ!!

午前は、先週と同じく、ある歌の歌詞を聞き取り。(映画「キル・ビル」の曲らしい。私、映画観てないから知らないんだけど。)
歌詞は韻が踏まれているので予想しやすくて良い。

休憩時間に、私のお気に入りの先生、いつもMac Bookを持ち歩いているので、
彼に、PCを借りてプリントさせてもらえないか聞いたところ、快諾してくれた。
で、ランチの時、学校のプリンタに繋いでみたんだけど…プリントできなかった…。
結局、放課後、インターネットカフェに行くことにした。

午後、女性の先生はやはり来られなくて。
でも、事故に遭った彼氏は無事だという確認が取れたらしい。一安心。
そして、不幸中の幸いに、
お気に入りの先生が急遽、午後、私たちの授業を担当してくれた。
これは本当に本当に嬉しかった。
なんとかもう一度彼の授業を受けられないかと思っていたので。
この先生、声も大きくてはきはきしていて、しかも発音をきっちりやってくれるのが凄く良い。
一見、何を考えているか分からなさそうで、話しかけづらい感じがするのだけれど、
真面目な顔で冗談を言ったり、凄くユーモアがあって面白くて大好きな先生。

放課後。
クラスメイトがインターネットカフェの場所を教えてくれたので、
バスに乗って、プリントしに。
彼に聞いたとおり、案外簡単に見付かって、無事にプリントすることができた。
2枚プリントして、70ペンスだった。安い。

それから、いつものパブに合流。
既にクリスマス休暇に入っている人も居て、参加人数も少なく、ちょっと淋しい。
午後の先生も居なかったし。
ちらほら人が居なくなっていくなか、
最後は、韓国の女の子、と、その彼(なんとも可愛らしいカップル)と、ペルーから来た女の子と
四人で少しおしゃべりして解散した。
三人とも来年日本に来る計画があるらしい。
日本で会えるといいな。そういう楽しみがあるとまた頑張れる。

帰宅したら、ホストマザーはやはり居なかった。
昨夜、というか今朝も、結構咳き込んでいたけど、大丈夫なんだろうか。

二人とも今日は16時くらいには帰宅してて、
それぞれ部屋でのんびり過ごしていたんだけど。
(多分二人ともそれぞれの部屋でネットサーフィンしてた、と思う。)
Lが「お茶でもしない?」と声を掛けてくれて、
私もその時食べていたポテチを持って、二人でいつも朝食を食べている場所で、
ミルクティーを飲みながら、少しおしゃべりした。
朝食はいつもキッチンで済ませるのだ。
image
そう言えば最初の頃に撮った写真があった。
朝はここに二人並んで座って食べてる。

Lがここに来てからホストマザーはずっと留守がちで、
食事は勿論美味しいけれど、やはり作りたて、というわけではなかったし、
私一人だった時のほうがより美味しかったと思う。
それらのことについてLがどう思っているのか分からなかったんだけど。
ちょうどそんな話になって。
Lが「ホストマザーって本当良い人だよね。」と。
何も言ってなかったのにちゃんと洗濯してくれて、シーツも替えてくれて。
食事も毎日美味しいよね。って。
英国の食事が不味いらしい、というのはもはや世界中で有名な話なのか。
Lはここに来るまで、何よりも食事の心配をしていたらしい。
けれど、本当に美味しくて、私たち本当にラッキーだよね、と。

イタリア人のクラスメイトFと一緒に居るときのLは、
年相応の、24歳の、若くて元気な女の子、て感じで、
正直、ちょっと年齢差を感じることがあるけれど、
こうして落ち着いて二人で話していると、彼女は本当にしっかりしていて、
ただ若くて可愛いだけじゃない、きちんとした女性だな、と、凄く好感がもてる。

こんな風に異国で留学なんて考えなければ、一生知り合うことのないはずだった女の子と、
毎日生活を共にして、学校に行けば同じクラスで、
好きな洋服の話とか、お休みの日は何して過ごす、とか、
冬って一度家に帰るともう外に出たくないよねー、とか、お気に入りの映画の話とか、
そんな他愛ない会話を楽しむこともなかったんだろうなあ。

やっぱり、やりたいことはやってみないと。
ただ見ているだけの人生なんてつまらない。
勿論、それを叶えられる環境に自分がいる、ということへの感謝は大前提だけれども。

Lは晩ご飯のあと、学校の友達とSohoへ。
多分クラブとかに行くんだと思う。
私はそもそもうるさくて人が多い場所が苦手だし、踊れないし、
明日の朝早起きしなきゃなので、丁重にお断りしておいた。

今日の晩ご飯は、
ポークソテー、マッシュポテト、キャベツを煮たもの。
ポークソテーとキャベツにはホストマザー手作りのグレービーソースを。

現在、21時40分。
ホストマザーはまだ帰って来ていない。

2 Responses to ロンドン21日目、学校15日目 トラブル続き

  1. keiko says:

    ご無沙汰してます(^^ゞ明日は今年最後のTOEICだよ。頑張ってくる!で、翌日には11月の発表・・・(>_<)

    そう、そうやねん!
    日本で出会う人々すべてにも同じ事言えるけど、ロンドンで出会った友達と他愛ない話してる時に、ふと思ったりした。
    こんな誰も知り合いがいない地球の裏側に留学なんてしてなかったら、出会わなかったであろう友達。
    その友達の国にも行ったことないけど、同じ時期にイギリスという異国にいて、出会って、グダグダ英語でも会話ができていて、楽しく話せて、同じ体験や思い出を共有できて・・・。
    不思議な気持ちになったりした。
    お互い、英語を使って話すことができて良かったねって言い合ったことあった。笑
    一生の宝物になる体験だよね☆

    • aki says:

      keikoさん>
      TOEIC頑張ってるね〜!
      本当にこれは財産だなあ、としみじみ思う。
      同じ時期に、数ある語学学校の中で同じ場所を選んで、
      そういう偶然って面白いよね。
      別の学校に行ってればそれはそれでそこで出会えた人がいるんだろうけど。
      でも本当、ふとした瞬間に、あれ?私今ロンドンにいる…って、
      凄い不思議な気持ちになるよ。

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