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ロンドン22日目 Bristolへ

先週日本から来たお友達カルさんに会いにBristolへ。
結構早めのバスを予約したので、起床は5時。
6時過ぎには家を出た。
バスの発車時刻は7:30の予定だけれど、渋滞したりトラブルがあったり、迷子になったりしたらいけないので、早めに出た。

Bristolまでは長距離バスで二時間半。
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英国に来てロンドン以外の場所に行くのは二度目だけれど、
一度目は母と一緒にツアーで行ったコッツウォルズで、
あれは予約だけして待ち合わせ場所に行けば後は勝手に連れて行ってくれたので、
自分で手配して知らない街に行くのは初めて。
カルさんはまだ来て一週間、ようやく初めての週末なので、
行ってもいいものかどうか悩んだんだけど、
来週の土曜日は家を出ないと行けないし、そこからは「ロンドン旅行」の予定で。
私にとっては今週の方が都合が良かったので、ちょっと申し訳なかった。
(今はあくまで「生活」をしているので、「旅行」的なことは控えている。きっと誰にも理解できない境目だけれど、自分の中で。)

予定よりほんの少し早く10時前にBristol Coach Stationに到着。
カルさんが指定してくれた場所、Hippodromeに行くべく、
バスの一日券を買ったついでに行き方を聞いたら、
何番のゲートの何番のバスに乗るといいよ、と書いてくれた。親切なおじさんだった。
で、そのまま何も考えずにバスに乗ったのが失敗だった!
ロンドンのバスみたいに、行き先と次のバス停の表示、アナウンス等々が全くない!
あれれ、今どこ?と急いでGoogle Mapを起動させるもすぐに表示されない。
ロンドンじゃないから困ったときのCitymapperも使えないし。
運転手さんに聞こうにも信号待ちもほとんどなく…
そうこうしてる内に、クリフトン橋(世界一古い吊り橋)が遙か遠く高いところに見えた。

やばい。これは絶対絶対間違えてる。
とりあえず急いで降車ボタンを押して降りた。
自動車専用道(ていうかもしかして高速道路?)みたいなところの手前で停まった。

ここは…どこ?

不幸中の幸いだったのが、バスが到着した時カルさんに連絡をしたら、
合流できそうなのが一時間後くらいだった。
ようやく起動したGoogle Mapで現在地と目的地を確認したら、
なんだかよくわからないけど、凄く遠いところにいた。
付近にはバス停も見付からない。
仕方ないのでGoogleのナビで歩くことに。(徒歩で35分と出ていた。)
途中でバス停を見付けては歩くものの、行き先を見てもさっぱり分からない。
運河を渡ったりしながら、なんとか無事に着いた。

中心部に着いたら、先ほどバスで降りたところとは全然違う雰囲気で、街!て感じだった。安心した。
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Bristolは港町なんだって。
ロンドンとは全然違っていて、ロンドン自体異国なのにそこから更に異国に来たようで、凄く不思議な気分!

カフェでまったりしていたらカルさんが現れた。
無事に会えて本当に本当に良かった。全く一時はどうなることかと!
(そこのカフェで食べた、オレンジとチョコのクッキーがめちゃくちゃ美味しかった。買って帰れば良かった。)

港の近くの広場みたいなところでは、クリスマスマーケット?をやっていて、
なぜかBBCのブースも。
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BBC好きの我々、勿論中に入ります!
そしたらなんと、12代目Doctorとクララと一緒に写真が撮れるコーナーが!!
(緑のスクリーンバックに写真を撮られ、その場でちゃちゃっと合成してプリントアウトしてもらえた。無料!)
凄い嬉しい!
しかし…12代目ドクターはまだ日本公開されていないので、私はよく知らないの。

ランチは近くのレストランへ。
マルゲリータのピザを頂いた。なんか久しぶりにピザ食べた。美味しかった〜!
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そこからバスに乗って、The Clifton Suspension Bridge(クリフトン橋)へ。
バス停から歩いて向かうと突如広い道路に出た。可愛い街並み。
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そして芝生の広場の向こうに橋が。凄く美しい。
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世界で一番最初にワイヤーで作られた吊り橋、だそうです。
この橋を設計したIsambard Kingdom Brunelという人、ロンドンのパディントン駅の設計もしてるみたい。
建築好きの血が騒ぎます☆

歩いて渡ってみた。
下を見るともの凄く高いところに居るのが良く分かる。
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向こうに広がる街並みが凄く綺麗。
更に丘に上がってみた。
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以前、コッツウォルズに行った時にも凄く感じたんだけど、
英国って山が少ない。ていうかこの辺りも、見渡す限り山は無く、せいぜい丘があるくらい。
地平線が広がっていて凄く美しい。

しかし、ここ、自殺の名所なんですって。
ところどころにお花が置いてあって、生々しくて痛々しかった。
橋には、人生相談用の電話番号が書いてある。
こんな美しい場所を死に場所に選ぶなんて悲しすぎる。

歩いて街まで戻った。というか、橋からそんなに離れてなくてびっくり。

大学の街らしく、いろんなキャンパスが点在しているみたい。
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夕陽に染まって凄く綺麗。(ていうかまだ16時前くらいなんだけど。)
坂の街、ライティングが可愛らしい。
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クリスマスマーケットも行われていた。
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大きなショッピングモールがあって、そこで一緒に晩ご飯を。
なぜか無性にラーメンが食べたくなって、「wagamama」へ。ロンドンでもあちこちで見かける日本食チェーン店。
しかし店員に日本人は居ない。それがまた新鮮。
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チキンラーメンを頂いた。チキンラーメン、と言っても、勿論あの有名なインスタント麺ではない。
味はかなり薄味だった。英国の人向けにアレンジされてるのかな。

コーチステーションまでカルさんが送ってくれて、
そこでお別れした。淋しい。
見送るのも、見送られるのも、淋しいものだ。

バスの中ではぐうぐう寝てて、
進みがのろのろし始めて、ロンドンに戻ってきたことに気付いた。
ロンドンは本当に東京みたい。
急になかなか進まなくなった。

バスは21時過ぎ、定刻通りVictoria Coach Stationに着いたけれど、
そこからバスを乗り継いで帰宅したら22時過ぎてた。

初めての街、初めての長距離バス、なにもかも新鮮で、
凄く楽しかった。
Bristol、凄く良い街だった。

2 Responses to ロンドン22日目 Bristolへ

  1. keiko says:

    クリフトン橋~!
    私友達とどこかに行く時にブリストルで乗り換えで、電車まで2時間ほど時間あったからクリフトン橋見に行こうとバスに乗ったんだよね、で、降りる所もわからないからドライバーさんにクリフトン橋見に行きたいから近くで知らせて下さいってお願いしてたけど、なかなか着かないな~と思ったら、見たことある景色?バスは1周して元の駅に戻って来てた(-_-;)ドライバーさんは、あ!忘れてた!って・・・
    でももう時間なかったから諦めたよ~。
    で、町をブラブラしてバンクシーとか写真撮って終わりだった(^▽^;)
    クリフトン橋からの景色、すごい素敵だね!!
    もっといろいろ見て歩きたかったな~。

    • aki says:

      keikoさん>
      橋!バスで通過された談をkeikoさん以外にもブログでいくつか見掛けたよ(笑)
      しかし一周して元に戻ったって凄いね。
      私もあのまま一周したら戻れてたんだろうか…(無謀?)
      橋は意外に近かったよ。歩いても行ける、ていうの見付けたけど、納得。
      私は大聖堂とかが見られなかったので、そっちも見たかったな−。
      橋は本当に綺麗だったよ!お天気が良かったのが何より!

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