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ロンドン23日目 マーケットいくつか

週末はいつもより一時間遅く起きるのがここに来てからの習慣。
昨日は早朝から一日遊び回ってたので、さすがに今朝はなかなか起きられなかった。
30分くらいごろごろしていたけれど、
Columbia Road Flower Marketに行こうと思っていたので、
(それにしては既に少し遅かったけれど)なんとか8時半には起き出した。
昨日は早朝に出たのと、ホストマザーの具合がどんなものか分からなかったので、
洗濯物は部屋に置いたままにしていた。
昨夜帰宅してみたら、ゴミ箱のゴミは回収されていたけれど、
洗濯物はそのまま置かれていたので、
今朝は洗濯をお願いしようと、ホストマザーが起きてくるのを待っていた。
しかしやはり具合が良くないのか、待てど暮らせど起きてくる気配が無い。
10時前くらいだっただろうか。
朝ご飯をひとりで勝手に済ませて、すっかり出掛ける準備万端の頃、
ようやくホストマザーが部屋から出てきた。
具合はだいぶ回復した様子。昨夜から今朝は一度も目を覚ますことなく、ゆっくり寝られたらしい。
安心した。
ちょうど朝ご飯を済ませたLと三人でひとしきりおしゃべりしたあと、
洗濯をお願いした。

そしたらなんと…
「え?今日は日曜日だから洗濯機回さないよ?」
とおっしゃる。
なんですとー!?
キリスト教信者にとって日曜日はholiday=holy dayなので、一切の仕事をしない日だ、と。
明日やってあげるから。と軽くあしらわれてしまった。

…。
……。
こんなことならさっさと出掛ければ良かった!
こんな時間になってしまっては、Columbia Road Flower Marketは着いた頃には大混雑のはず。
(元々8時から開催されているので、朝早いほど空いていて、昼近いと酷く混む。)
ていうか、私の洗濯物ー!!
変な気なんて遣わず、昨日の朝キッチンに置いて行けば良かった。

Lは、これから探す仕事用のCV(彼女ら、普通にCVと言うのだけど、Curriculum Vitaeていうらしい。履歴書みたいなもの?)を書くと言っていて、終わったらタワーブリッジを見に行きたいと言っていた。
良かったら一緒に行かない?と。
ホストマザーは例によって日曜日なので、12時半からのミサに行くけど、一緒に行く?と。
結局、何をするにも遅い時間で、Wigmore Hall(ウィグモア・ホール)で行われているクラシックコンサートも気になってたんだけど、それにも遅い。
*毎週日曜日の11:30から行われるSunday Morning Concert。わずか12.50ポンド。終了後にはシェリー酒・ワイン・珈琲などが振る舞われるらしい。

このままでは教会に連れて行かれてしまう。
それではあまりに勿体ないので、Lには悪いけれど、とりあえず、Sunday Up Marketに行くことにした。
今日も良い天気。
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実はマーケットって、そこまで興味ない。
そもそもアンティーク、ヴィンテージは全く圏外だし、
フリーマーケットもあまり。
民芸品とか民族っぽいものも興味ない。(だからヴェトナム雑貨とかアジアン雑貨に惹かれないんだと思う。)
なので、なんか美味しいものが食べられれば良いかなーという感じで。

そしたら、いきなり目に入ってきたものが唐揚げだった!
フライドチキンって感じじゃなく、唐揚げ!
中国の人っぽい?凄く感じの良いご夫婦がやられていて、私が立ち止まったら次々にいろんなフレーバーを試食させてくださった。
美味しい〜〜。
これは、日本の味に限りなく近い。
トルコ料理とかメキシカンとか気になるモノはたくさんあったはずなのに、
もうどうしても唐揚げが食べたくなって、そこで購入した。
サフランライスとセット、とかもあったんだけど、唐揚げのみ。
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4ポンド。1ポンド100円だと考えると納得できます。

ガラスのアクセサリーとかあったら欲しいなー、と思ったんだけど、案の定コレと言ったモノはなく。
一つ、シルバーの凄く華奢な、凝ったデザインのピアスを見付けたのだけれど。
片耳用で25ポンドだった…。
しつこいようですが、1ポンド100円だったらなあ…。
結局買わず。
ただ、食べ物のストールは本当にたくさんたくさんあって、凄く楽しそうだった!
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朝、そんなに早くない時間にしっかり食べたのもあって、あまりお腹が空かず、
結局お昼は唐揚げだけ。
でも、ここは食べ物目当てで来ると楽しいかも。

すぐ近くでも別のマーケット(The Tea Rooms)があったので入ってみた。
こちらも同じ系列っぽかった。
座ってお茶できる場所があったので、ホットチョコレートを頂いた。

ちょっと早いけど帰ろうかなあ、と駅に向かって歩いていたら、
この辺りで一番大きいマーケット、Old Spitalfields Marketを見付けたので、
ついでに入ってみることに。
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このエリアのマーケットは全て屋内。雨の日でも楽しめそうで良いね。
可愛いデザインのコートを発見。
お値段を訊いたら120ポンドですって。いや、これ本当、1ポンド100円だったらかなり良いお買いものなんだけど…以下略。

本日の戦利品はこちら。
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バニラの香りのソルトスクラブ。
これは実際に試させて貰って、本当に良い香りで保湿効果が高そうだったので。
デンマークのブランドみたい。19ポンド。あまり安い買い物ではない。
そして、小さなパールのピアス。
こちらの店員さんは日本人ぽかった。確認しなかったけれど。
8ポンド。
おそろいのネックレスが可愛かったんだけど、やはりちょっと割高だった。

どこの店員さんも本当に感じの良い人ばかりで、
ちょこっとおしゃべりしたりするのも楽しかったなー。

帰宅したら、Lは家にいた。
結局お出かけはしなかったみたい。
長く滞在できるならそんな日も全然ありだ。羨ましい。

今夜遅いフライトで、イタリア人のクラスメイト、Lの仲良しさんのFが一時帰国するらしい。
彼女たちは年明けにまた戻って来るけれど、私はもう会えない。
なのでお別れを言わなくちゃと思ってLに聞いたら、
なんと、今日のお昼頃、既に空港に行ってしまった、とのこと。
今日深夜の便、と聞いていたので夕食の前くらいに少しくらい会えると勝手に思っていたんだけど…。
何故そんなに早く空港に行ったのかはLも分からないと言う。
実感が全然湧かなくて淋しい。
ひとまず、What’sApp(ようやく使えるようになった。LINEみたいなやつ。)でメッセージを送った。
Fからもすぐに返信があった。
また会おうね。ロンドンで会えたらいいね。との返信だった。
Fがいつまでロンドンに居るのか分からないけれど(Fも学校が終わったらロンドンで働きたいらしい。)、
帰国したらすぐに仕事を見付けて借金返済して、早く次の渡英計画を立てないと!

今日の晩ご飯は、
スパゲティボロネーゼとサラダ(リンゴ、人参、レタス、キュウリ)。
ボロネーゼはごろっとした挽肉が入っていて、しっかりした食感があって、美味しかった。
家でボロネーゼ、ていうとミートソースの缶詰使うくらいのイメージしかないけれど、
今度ちゃんと最初から手作りしてみようと思った。
ホストマザー、土日の夜はBBCの歌とダンスのコンペに夢中な為、早々に夕食は終了する。
今日はファイナルらしい。

私の留学生活も残すところあと一週間になってしまった。
帰りたくない。
真剣に、帰りたくなくて、どうやったらここに居られるかを毎日毎日考えているけれど、
名案が見付からない。
旦那サンも黒い子も、うちの両親も兄弟も、旦那サンの両親も、
いっそみんなまとめてこっちに来てくれないだろうか…。

現実味の無いことばかり毎日考えている。

2 Responses to ロンドン23日目 マーケットいくつか

  1. keiko says:

    泣!
    すごい気持ちがわかるよ(/_;)
    帰国が近づいている、どうしようもない気持ち。
    旅行でなく、住むと本当に離れがたくなる。
    仕方ないんだけどね。。。アキさんの気持ちがわかりすぎて泣ける。

    でも1週間、まだまだいろいろな体験できるよ!
    楽しみだね(^^♪

    • aki says:

      keikoさん>
      どうやら我々みたいな、帰りたくない!て人の方が少数派のようだよ…。
      私たち、本当にロンドンLOVE☆みたいだね。どうりで気が合うわけだよ☆

      とは言え、keikoさんの二年と私の一ヶ月は比較できないわね…(笑)
      今はkeikoさんの時よりビザも厳しくて、バイトもできないからお金を相当なんとかしないと。
      で、お金があればもっとビザぎりぎりまで居られるけど、
      今度は私の信用問題がね…(笑)
      仕事もしないで日本に旦那を置いてきた嫁、ていう…。

      一週間、大事に過ごさないと!
      そしてまたお金貯めて、いつか来たいなあ。

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