北欧旅行・フィンランド1日目

朝食もあらかじめ予約しておいた、海が見えるレストランで。
こちらはイタリアンのビュッフェ。とは言え朝食なので、普通の洋食ビュッフェ。

入り口でオレンジジュースみたいなの頂いて、でも何故だか目の前に居た子供たちには渡されていなくて、不思議に思いつつ飲んでみたら、なんとお酒だった！

朝から、船上で、お酒…！無理！

ヘルシンキに近付くに連れてこんな感じの小島が増えてきた。要塞っぽい。

船を降りてすぐにトラムに乗ろうと思っていたんだけど、小さなトラムにはとても乗りきれない人たちが乗車待ちの大行列を作っていた。
とりあえず3日分のチケットを買って、一つ先のトラムの駅まで歩いてみたんだけど、ホテルまでそう遠くないみたいだし、そのまま歩くことにした。

ヘルシンキの街はガイドブックで見ていた印象よりもずっと小さい感じがする。

ホテルは中央駅からも徒歩で至近、目の前にはトラムの駅があって凄く便利そう！

チェックインはまだできないので、とりあえず荷物を預けて、目の前のトラム駅から、Arabiaのアウトレットへ。

今日は日曜日でお休みのお店が多いので、ここでゆっくりすることに。
到着して、いきなり可愛いマグカップなどを見付けて夢中になっていると、急に「アキさーん！」と呼ばれてびっくり。
振り返ると、なんと、我が家の黒い子（犬）のエージェントさんご夫婦が！
この時期にフィンランドでドッグショーが開催されてそこに行かれる、ということは聞いていたんだけれど、まさかお会いできるとは思っていなかったので、びっくりした。
日本でだって随分会っていないのに、まさか異国で会えるなんて。偶然って凄いなあ。

グスタフスベリのアウトレットで痛い目に遭っているので、若干半信半疑だったけれど、こちらではアウトレット品とは思えないくらい良質な食器がたくさんで超ときめいたー！

しかし、予想どおり、いや、予想以上に、日本人だらけでららぽーとに来てるみたいだった…。
ある意味ハワイより多いかもしれない。（ハワイと違って、他のアジアの人をほとんど見なかったので、余計そう感じるのかも。）
ちょうど日本のお盆休みがこの週末から始まったので、シーズン的にはどストライクだもんね。

アラビアアウトレットを出て、ランチタイムには少し遅く、しかもそんなにお腹が空いてないので、CAFE AALTOでティータイム。

ブルーベリーパイ、甘過ぎず、ブルーベリーがジャムっぽくなくて凄く美味しい！
北欧旅行の達人tsukikoさんが、「北欧に行ったらぜひベリーを食べるべし！」と教えてくれていたけれど、本当にそのとおり。
作り物の甘さじゃない、自然な甘さが凄く良いなあと思った。
隣のアカデミア書店も良い雰囲気だった。

CAFE AALTOは、映画「かもめ食堂」で、サチエがミドリに「ガッチャマンの歌の歌詞を教えてください」とお願いするカフェ。
やはりこちらも日本人だらけだった。
スウェーデンでほとんど日本人を見なかったのが不思議なくらい。同じ北欧なのに。
この建物の1階に、ヘルシンキ市内初らしいスターバックスがあって、そっちのほうが全然混んでた。
地元の人でいーっぱいだった。
ヘルシンキっぽさを味わいたいなら、Cafe Aaltoを横目にスタバに入る、てのもありなのかも。

STOCKMAN百貨店をぶらぶらして、marimekkoで小さなポーチなどを購入。
旦那サンはネクタイを。
旦那サン、これまでmarimekkoにはまったく興味を示さなかったのに、有名なウニッコ柄だけではないパターンのバリエーションが気に入ったみたい。

トラムのKaivopuisto駅から徒歩10分ほどの海沿いのカフェUrsulaへ。

ここも「かもめ食堂」でおなじみ。
海の目の前で凄く気持ち良かった。カフェ飯しかなかったのが残念だけど。

時折凄い悲鳴が聞こえてくるので何事かとキョロキョロしてたら、なんと、バンジージャンプをやってた！

エアギター大会といい、携帯電話投げ大会といい、フィンランドの人たちって…不思議。

ここで、すっごく可愛い犬に出会った。ゴールデンレトリーバーの子犬。
飼い主さんに抱っこされてて、うとうとしてた。
あまりに可愛いので、思い切って近くまで行って、写真を撮らせてもらった。

生後4ヶ月の男の子で、名前はOnniくんというらしい。フィンランド語でhappyの意味だと、飼い主さんが教えてくださった。

この旅で出会ったスウェーデンの人もフィンランドの人も、みんな凄く穏やかで優しくて親切だ。
英語が凄く得意、という感じはしなかったけれど(staircaseとか通じなかったし。)、でもそのおかげで分かりやすく聞き取りやすい速さで話してくださる。
そしてこの旅行中凄くいいな、と思ったのは、犬連れの人が街の至る所に居るところ。それも小さな犬に限らず。
カフェ、電車やバスの中、ごくごく普通に一緒にいて、別に皆振り返ったり驚いたりしない。

スウェーデンの地下鉄は、犬OK車両とNG車両が分かれてた。それなら犬嫌いの人でも大丈夫。

午前中アラビアのアウトレットでお会いした黒い子のエージェントさんご夫婦から連絡があり、滞在先にお邪魔してきた。
なんと、ドッグショー限定のアラビアのマグカップを買ってきてくださったのだ。
アラビアとドッグショーがコラボなんて、本当にフィンランド屈指のビッグイベントなのだなあ、と。

ゴールドのやつは限定100個、しかも本物のゴールド使用、てだけあって、めちゃ高かったけど、赤いのは2012年のやつが大幅値下げになってたみたい。こっちは意味わからんくらい激安。

彼ら、airbnbで見付けたアパートに一週間滞在しているみたい。（我々のホテルから徒歩圏内だった！）
普通の人の暮らしを垣間見られる貴重な機会だった。キッチンも冷蔵庫もついてるし、週単位の滞在ならそういうのもありかも。

ホテルにチェックイン。
普通の予約内容だったと思うけど(しいて言うならバスタブ付きのリクエストをした)、なぜか最上階フロアから更に専用階段を上がったところにある部屋。

書斎とか付いててびっくり。

エントランスに「スイート」て書いてあったので、多分手違いじゃないかと。（私たちの部屋は919だった。）

しかし、こんな嬉しい手違いなら大歓迎！