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2017-2018ロンドン旅行4日目-1 Stoke-on-Trentへ-1

本日は少し遠出。陶器の町、Stoke on Trentへ。
5時過ぎに起床。
外は暗くて雨が結構降っている。
Eustonまで移動して、National railの乗り場へ。


憧れのVirgin TrainでまずはBirminghamまで。

駅でミルクティーを買って、朝食には昨日バラマーケットで買ったオリーブいっぱいのパンを持ってきた。

連日の天気予報でも見ていたとおり、北部ではかなり吹雪いて積雪したりしていた様子で、途中、雪が残っている場所も結構あった。

到着のBirminghamでは幸い、雪は積もっていなかった。

Birmingham New Street Stationが恐らくバーミンガムの一番大きな駅のようなのだけど、レンタカー屋さんが充実していたのは空港の方だったので、私たちはBirmingham International Stationで下車。
そこからBirmingham空港までは、モノレールみたいな(実際にはレールは二つあったのでモノレールとは言わないんだろうけれど)無人の電車で移動。

早めに着いたので、空港内を散策。
大きなツリーには、行き先が書かれた飾りがあったりして、空港らしい!

空港の中にあらかじめ予約しておいたレンタカー会社のカウンターがあるので、そこに向かった。
予約開始時間は9:30だったんだけど、時間になっても誰も来ない。
今回、レンタカーは英国政府観光庁のWebサイトから申し込んだので、予約確認書には日本の問合せ先が書かれていて、Skypeから日本の番号に電話をした。
…が、電話に出たのは外国の人。
念のため、日本語が話せるかを聞いたら、話せないらしい。
なんだそれ。頭真っ白。

とにかく、カウンターに来て誰も居ないことを告げたんだけど、相手はカウンターが見付からないと思っているらしく、丁寧にご案内された。
そうじゃなくて、と、こちらも負けずに丁寧に説明をして、ようやく理解してもらえて。
ちょっと待ってて、と言われてから数分後…
私たちの予約自体はちゃんと確認が取れて、一安心。
そのうえで、空港の外に、Car Parkがあってそこにレンタカー屋さんがあるので、そこに直接行って、とのこと。
外に出たら、Car Parkを巡回するバスがいたので、それに乗って、無事にレンタカー屋さんに到着。

スタッフの人は私を見た瞬間に、全てを把握したらしく(恐らく前述の電話で事情を聞いていたっぽい)、空港のカウンタースタッフが風邪で休んでいるんだよね、と平謝りされた。
今回の旅の相棒はスペインのメーカーSEAT(セアト)のLEON。

まさかの外付けNavi…これはハワイみたいに、車を降りる度に取り外して降ろさなきゃいけないやつかしら。
前回ブライトンで借りたレンタカーは結構良い装備のBMWだったんだけど…)
旦那サン曰く、ステアリングが非常に軽く、ブレーキは少し踏んだだけでめちゃくちゃ効く、とのこと。
初めてMT車に乗ったかの如く、ガクガクなりながらじわじわ移動。
レンタカー屋さんのスタッフに教わったとおりにゲートに向かったら、何もしなくてもゲートが開いた。
出発前にもらってたチケットみたいなの、入れなくて良かったんだっけ?とか、慌ててバックしたりして、そうこうしている内にゲートが閉まって。
もらったチケットを入れても「このチケットは既に使われています」みたいなメッセージが出てうんともすんとも言わない。

パニック!!

呼び出しボタンを押して、間違って閉まっちゃったよー、と伝えたんだけど、うまく伝わったんだか伝わらなかったんだか。
そして、気付いたら後ろに車が何台も連なっていた。

パニック!!!

もう一度呼び出しボタンを押したり、レンタカー屋さんに電話しなくちゃ、とかしている内に、誰か係の人なのかがやってきて、事情を話している隙に、ゲートが開いたので、とりあえずすぐに出た。

ああ、生きた心地がしなかった。

しかし日本だったら、とっくの昔にクラクション鳴らされたり、下手したら怒鳴られたりしていただろうと思う。
それなのに、後ろの車はそんな感じじゃなくて、一度だけクラクション鳴らされたけど、むしろそれ以上のことが起こらなくて、パニックになりながらも妙に冷静に感動していた。

そしてすぐに英国の洗礼、ラウンドアバウト
ブライトンではそれほど困惑しなかったのに、いきなり二車線のラウンドアバウトで、曲がるべきところよりもうんと手前で出されてしまい、再びパニック。
一旦地図を確認してUターンして(その間も効き過ぎるブレーキでガクガクなりながら)もう一度ラウンドアバウトに挑戦。
無事に高速道路に乗れた。

イギリスの高速道路、M42とか、M(MはMotorwayのMらしい)から始まる名前の道路がそれらしいのだけど、途中でいくつもルートが分かれていて、凄く複雑な印象。
一般道(Aから始まる主要道路)に入るのも、日本のように高速道路の料金所はなく、気が付いたらしれっと一般道に入っている。
速度違反が特に厳しいと聞いていたので、それもヒヤヒヤ。
まあ、ヒヤヒヤするほどスピードも出していないけれども、あちこちに速度取締機があって、そのお陰で、日本の高速道路を走るよりもずっと、みんな常識的な運転をしているように感じた。
のろのろ(と言っても制限速度程度で)走っていても煽られたりしなかったし。

高速道路=有料、と思っていたのだけれど、私たちが走ったルートの中には料金所もなく(一応、料金所については、クレジットカードしか使えないらしい、とか調べておいたんだけど)、有料区間ではなかったっぽい。
あと、イギリスは速度がマイル表記なので、運転する分には交通標識に従えば良いので特に問題無いのだけれど、実際の速度と体感がだいぶ違うのが興味深かった。
ちなみにMから始まる道路は時速70マイルが制限速度。70マイルは時速約112キロなので、日本の高速道路とほぼ同じ感じか。
70ていう数字からつい70キロを想像してしまっていたので、やけに速くスリリングに感じた。

閑話休題。
バーミンガム空港から一時間程度で最初の目的地、Perfect SettingがあるTrentham Shopping Villageへ。
途中、雪が積もっている道もあってドキドキしたけれど、既に溶けたあとのようだった。
駐車場の車を見たら、屋根に雪が積もっている車も何台かいたので、数日前は寒かったんだろうな。

名前のとおりショッピングモールで、しいて言うなら、日本のアウトレットモールのような感じ。とは言え、アウトレットではないと思うけれど。
Perfect Settingはその中にある小さなお店で、中に入るといろんな食器が所狭しと並べられていて、店員さんは女性の方が一人だった。
凄く感じの良い女性で、私たちを見ると、「このエリアに住んでる人?ここは凄く寒いでしょう?」「日本は温かいの?」などと気さくに声を掛けてくださり、Perfect Settingの商品の説明をしてくださった。
ここにあるのは全てMade in Englandのもので、業務用に使われていたりもする食器なので、非常に強くて丈夫で、一日50回以上食洗機にかけても大丈夫、とのこと。
じっくり見て購入するものを決めて。
一点しか並んでいないものがあって、二枚欲しいんだけど、と伝えると、倉庫に取りに行くから5分くらいして戻ってきてもらえる?と言われた。
店員さん一人しか居ないので、一旦店を閉めて、取りに行ってくださるらしい。
とりあえずお店を出て、この隙にトイレ休憩。
そしてせっかくなので、雰囲気を堪能しようかと。

お店の外に出たら、「Doggie Wash」と書かれた建物(小屋?)から犬と飼い主さんが出てきた。

犬用のコインシャワー?的なものらしい。
水槽みたいなところに入れて、シャワーで洗えるらしい。
大型犬を洗うのに良さそう!
ドライヤーはついてるのかしら。
しかしこの時期は寒そうだなあ…などなど、気になることがたくさんすぎる!
犬連れの人もたくさん歩いていて、ここは犬天国…?

Visitor Centerみたいなのがあって、そこの先に何やらお庭もあるらしく、そこは有料になっていた。
ショッピングモールなのにその中に広大な庭がある…不思議な場所だ。
しばらくその辺をぶらぶらして、そろそろ戻って来られた頃かしら…?と遠巻きに先ほどのお店を見ていたら、中から女性がこちらに向かって、梱包の終わった紙袋を上に挙げてこちらに向かって手を振っているのが見えた。
支払いを済ませて商品を受け取り、再び車へ。

Stoke-on-Trentへ-2 に続く

Perfect Settingでの購入品はこちら。

カレーに使えるような大きなお皿と、
スープやサラダに使えそうな小鉢。
いずれも、独特な歪んだ形が大変好み。
赤いのは、白いのよりも10ポンド(1,500円くらい?)以上高くて、この赤色を出すために金を使うからだそう。
赤いガラスも確か金から、だった気がする。
高くてもどうしても欲しい、という旦那サンのリクエストだった。
この小鉢、Virgin AtlanticのUpper Classで使われていた食器に似ている気がする。

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